相変わらず、不親切で解りにくい組立図やパーツの調整作業に苦戦しながら、ノロノロと進んでます。
さて、組み立て中に気が付いたことがありましたので、今後キットを製作される場合のご参考までにご紹介します。
【前照灯のケーブル】
前照灯の基部に電源ケーブルの接続部がありますが、キットではケーブルが省略されていますので、0.5mmの真鍮線を曲げて再現しました。
【トラベリングロック】
これは、戦車の砲身が移動中に振動等により破損するのを防ぐために、ロッドで車体に固定するものです。
ホルニッセはかなり砲身が長いので、前後にこのロッドが装備されています。
組立図では、このトラベリングロックが固定状態(移動時)なので、解除状態(戦闘時)で組み立てる場合はこの位置を参考にしてください。
紆余曲折しながらやっと最終工程の全面装甲板と側面装甲板の接着です…が…すり合わせ部に段差と隙間が…ありゃー、まじか(汗)…どうやら、側面装甲板の固定位置が微妙にずれたまま接着してますね…最後の最後で最悪…ま、私の確認ミスですが…。
う~ん、どうしたもんでしょ…ガッチリ接着されてます。
とりあえず、高さの違いはヤスリとナイフで削って調整するとして…。
隙間はエポキシパテで埋めて…でもすり合わせ部の整形がめんどくさい難しい…と思いながら、写真集を見ると…!実車は溶接跡があります!
当時の写真は白黒で不鮮明なんですが、博物館に展示されている車両でははっきりこの溶接跡がわかります。
さっそく、プラシートを貼り付けて流し込み接着剤で軟化させ、スパチュラで溶接痕を付けていきます…が、シートの幅が少し広かったかも…ま、いいか、これで良しとします。
側面装甲板の水平位置の微妙なずれは?…ジオラマ作って泥やらなんやらで、誤魔化すか(笑)
この後の塗装があるので、オキサイドレッドのサーフェーサーを吹いて、本体は完成です。
なお、砲部や車体、転輪、キャタピラはまだ別々になっています。
さて、次回から楽しい塗装開始です。