雑草連絡日記

家族相互の通信・連絡日記。

33回忌

2019-01-27 19:40:14 | Weblog

26日(土曜日)、前日から大雪情報が出されている中、心配を振り切って母の
33回忌法要を行うべく在所のお寺まで遠征してきた。出かけは晴れ、これなら
何とか持ってくれるだろうと期待しつつ片道2時間の道程を走る。途中昼食をとり
目的の寺に近づく頃東方の山添にムクムクと嫌な雪雲が沸いて出て近づいてくる
気配、嫌な気配を感じつつ寺に到着。和尚に挨拶を済ませ、法事を無事に済ませた
後、和尚から法話を聞く。最近の葬儀・法事についての和尚の感想を交えての法話
だったが大変参考になる話として胸中に沁みた法話だった。
一連の行事が終わって外に出ると、降り始めたばかりの雪がまだ積もってはいないが
横殴りの勢いで降っている。これは大変だ、これではあの急峻な山道を登って卒塔婆
を墓に立てる元気が出ない。さ~どうしよう?困惑!しばし考えた末「そうだ、母に
しばらく我が家に遊びに来てもらおう、寂しい墓に直接届けるより母もそのほうが喜
ぶんじゃないだろうか?」と結論付けて、卒塔婆は当分我が家に同居してもらうべく
持ち帰えることにした。それまで激しく降っていた雪がパッタリと止み、薄日が射し
てくる。これも母の喜びの表現かと自己流の解釈をして、何となく浮いた気持ちで
我が家に帰りつくことができた。

参考)33回忌は忌い上げ(とむらいあげ)と言って戒名を過去帳に移し、お骨は
   土に返すことができる。つまり先祖代々の霊になる。通常は50回忌で終わり。      

 

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (兄2)
2019-01-28 18:23:05
それはご苦労でござった。
婆ちゃんもよろこんでおられよう。
婆ちゃんの葬儀は、寒い寒い2月だったと記憶していたが、1月でござったか。
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Unknown (miyotyan)
2019-01-29 10:20:38
バーちゃんの葬儀は2月13日、寒い日だったけれど、葬儀参列者の列が墓から自宅まで続くという数の多さに吃驚!苦労の連続だった明治生まれのバーちゃんも、最後の最後に微笑んで旅立ってくれただだろうと感慨に耽った葬儀だったよ。あれから33年、長いようで短いのが人生としみじみ感じるね。
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Unknown (tane)
2019-01-30 00:07:07
ばーちゃんの葬儀は寒かった。
ばーちゃんの家で、囲炉裏のコタツに入っていたのを思い出した。
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Unknown (miyotyan)
2019-02-02 13:10:48
1月26日から都合で我が家に遊びに来ている母の卒塔婆を、ボツボツお墓に返そうかと思い(2月2日予定)在所に電話したら、あの急坂の山道は雪が残っており、ご老体には「登るのはチョット無理」だと思うよとのツレナイ返事。そうか~、まだ雪が残っているんだ~と言うことでチョット考えた。そうか、この状態は母の意思なのか?母がもう少し遊んでいきたいとよ~と甘えているのかな?と考えたらそうか。それならもう少し休んで行ってもらおうかと気安く考えを切り替えて、今少し居候をしていてもらうことにした。これで良し!フッ。
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Unknown (大王様)
2019-02-03 13:06:13
あの坂は雪があったらきついのう。
ばーちゃんがなくなったのは 
おらが 大学院を出て就職する 2か月前だった
と記憶しているなり。

 今タイの人が 岐阜、大女王様の家方面の某大手電機会社(イ〇〇ン)の近くに研修に行っている。「雪がみたい」と言っていたが 雪がちょくちょく降るのだろうか?
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Unknown (miyotyan)
2019-02-03 14:48:09
雪は我が家の付近は滅多に降らないよ、降ってもチラチラ程度で積もることはまず無し。でも我が在所や奥方の在所付近はやや北方に位置しているから、夜間や朝方の雪・凍結情報はよく聞くね。タイの人ももう少し北に足を伸ばせば積雪は十分に見られるとは思うけれど寒気に震え上がるだろうな。
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Unknown (miyotyan)
2019-02-07 17:21:15
今日(7日)は暖かい、明日からまた猛烈な寒波がやって来ると言う。こんな気象の繰り返しでなかなか在所に出向くことが出来なかったが、思い切って母の「卒塔婆」を墓に納めるべく遠征する。墓の坂道はやはりきつい!残雪はなかったが赤土がぬかるみ、杖無しではとても登れない。途中2度ほど立ち止まって一息つき、やっと登りきる。ババちゃんもふ~ふ~言いながら墓にたどり着く。2人揃って墓前に額ずき卒塔婆を所定の場所に納める。これで母も落ち着いて先祖代々の「過去帳」に納まり安眠してくれることだろう。
       「南無阿弥陀仏!合唱」
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