カズオイシグロさんのこの作品には、何人もの女性が描かれていて、どうして作者はこんなに女性の心がよくわかるのだろうと、不思議に思いました。また戦後生まれで、日本には5年しか住んでいなかったのに、戦後直後の長崎の雰囲気が手に取るように描かれているのも不思議でした。
後の疑問は、今回のインタビューで謎が解けました。10代の頃、小津安二郎の映画を次々に見てはまったそうです。ああ、なるほど。最初の疑問は今でも解けません。才能、と言ってしまえばそれまででしょうが。
「遠い山並みの光」は、最後に娘のサキが「おかあさんのしたことは間違っていなかったのよ」と言ったことが印象に残りました。
後の疑問は、今回のインタビューで謎が解けました。10代の頃、小津安二郎の映画を次々に見てはまったそうです。ああ、なるほど。最初の疑問は今でも解けません。才能、と言ってしまえばそれまででしょうが。
「遠い山並みの光」は、最後に娘のサキが「おかあさんのしたことは間違っていなかったのよ」と言ったことが印象に残りました。