ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

平凡に生きることは難しい

2011-03-10 | 日記
昨日読んだ聖書の中に


二つのことをあなたに願います。
私が死ぬまで、それを拒まないでください。
むなしいもの、偽りの言葉を
  私から遠ざけてください。
貧しくもせず、金持ちにもせず
私のために定められたパンで
  私を養ってください。
飽き足りれば、裏切り
主など何者か、と言うおそれがあります。
貧しければ、盗みを働き
  私の神の御名を汚しかねません。
                        (箴言:30:7節から9節)

この祈りの言葉を聞くと、平凡な人生をおくることの至難さがよくわかります。
神様の声を聞きやすい、ちょうどよい位置というものを私もいつも願っています。金持ち過ぎても貧乏すぎても難しいのです。
教会のある大会社の社長さんは、毎日毎日社員の方々の名前を挙げて祈っていらっしゃるそうです。
社長の仕事は傍から見るより、実際はずっと心労のかかる激務のようです。人と人との折衝があったり、大きな決断力がいることもあったり、すべての判断を主に委ねないととても人間業ではできないものがあると聞きます。
昨日はこの後に続く箴言のことばにも面白いものがあることを発見しました。

箴言の作者は、この後に続く部分で、地上にある小さな、知恵者、それは知恵者中の知恵ともいうべきものを四つ挙げています。

第一に蟻 理由は 蟻の一族に力はないが、夏の間にパンを備えるから
第二に狸 理由は 岩狸の一族は強大ではないが、その住処を完璧に構えているから
第三にいなご 理由は いなごには王はないが、隊を組んで一斉に出動するから
第四にヤモリ 理由は ヤモリは手で捕まえられるが王の宮殿に住んでいるから

だそうです。


最後のヤモリの理由のところで、クスッと笑ってしまいました。



     主より 主に飼われる幸せ ストーブ猫

  木蓮の 蕾(つぼみ)の中より 猫帰る
  
     どの猫も 木蓮の中で 憩いたがり





   



   


2 Comments

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初めてのコメントですが (フレデリック)
2011-03-10 18:42:23
パソコンが変わったからか、コメントし易くなったみたい。ずいぶん作ってますねえ、俳句。私はなかなかです。木蓮ってもう咲く季節でしたっけ。綺麗に咲くといいですね。俳句には季節感が出るからいいですね。春はウキウキするかんじ。「寒戻り クリスマスローズも うつむいて」
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いらっしゃい (mizubenoneko)
2011-03-11 14:16:34
句友のフレデリックさん、こんにちは。
ほんとに寒いですね。クリスマスローズさんもうつむいてしまうよな春寒、いつまで続くやら。
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