ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

蝉に促される

2016-07-15 | 日記
蝉の脱皮の後が、あそこにもここにも。割と低いところで脱がれるのが好きみたいですね。アロエの葉っぱの裏で、玄関マットの横で、植木鉢の縁で、好き好きに脱皮しています。そして朝からシャーシャーみんみんケチケチと盛んに鳴いています。短い命ですもの。好きなようにしてもらえばいいのですが、今日、私がラップを洗って布巾かけに干した瞬間に「ケチケチケチケチ」と鳴かれたのにはムカッとしました。
買い物に行ってなくて、サランラップが切れました。どうしてもあまったヨーグルトのカップにかけたくて、前にお皿にかけていたのを洗って干しました。たしかに少し貧乏くさいですが、そんな絶好なタイミングで鳴かなくても・・・
でもよく聴くと、ケチケチケチではなく、しみしみしみ、とも聞こえます。さあ、今日は久しぶりに買い物に行って、米や粉や乳や豆やラップやUVクリームや鼻パックを買ってこなければ。蝉には罪はありません。すべて私の心の妄想です。心の中の世界が外界に表象されるとはよく言ったものです。