ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

味噌カツに突き動かされた日

2013-06-17 | 日記
今日も暑かったですね。
でも食欲が衰えません。今日は、朝出勤途上の車の中で、突然味噌カツが目に浮かびました。
味噌カツは、一瞬フロントガラスに映ったかと思うほど、くっきりと目の前に焼きつきました。
あれは何だったのでしょう。味噌カツの亡霊か、幻か。

味噌カツ・味噌カツ・味噌カツ・・・

数年前に教会のO夫人が、ある夏の夕方、疲れているのに味噌カツを揚げて、甘味噌を作ろうとしたところで力尽きて、冷蔵庫に寄りかかったままダウンしたという話をしていました。
私はしょうもない話をすごくよく覚えている特技があるのです。
本人が忘れているようなエピソードを記憶するのが得意です。
O夫人は頑張り屋さんなので、味噌まで作ろうとされたのですが、うちには「献立いろいろ味噌」という便利な品が常備してあり、味噌はそれにちょっとソースとマスタードを足して練ればよし、あとはカツだ、カツはどうしよう、揚げたてをS精肉店で買おうか、いやいやそれでは家に帰るまでにさめてしまう、やっぱり自分で揚げようか、ハードな仕事の後で、カツを揚げる体力が残っているだろうか、衣をつけるところで力尽きないだろうか、なら、味噌カツにあわせて体力を残すようにして仕事をすればいいのだ、余力を残すのだ!きょうのメインテーマは味噌カツだ、よし!味噌カツに決めた、と車の中で今日の仕事の算段をして職場に向かい、昼ごはんもそこそこに仕事をして、(月・火はまともな昼ごはんを食べる時間がない)、態度の悪いパキスタンとサウジの学生を叱りまくり、エネルギーを残しておくことをすっかり忘れ、ますますおなかが空いて、一心に味噌カツのことだけを考えていると、いつも以上に意欲がわき、エネルギーがでてきて、帰りに買い物をして、味噌カツを無事揚げることができました。

美味しかった~!