昔の友達、今の友達

帰省の前に、神戸で入院生活をしている友人に会ってきた。もうかれこれ３５年ぐらいのおつきあいだが、全然印象がかわらない。
「体は重症患者だけど、おしゃべりは全然平気だからおいでよ」ということで、１時間ぐらい話してきた。
ほんとに昔からメンタルが強い人で、病気の人と会ってきた感じがしない。体は管につながれて、寝たきりだが、この健全さは一体何なんだろう。
今回は、お互いの子どもの愚痴から始まり、葬式の仕方の話、墓をどうするかの話、彼女の好きな白州正子の話、それから虫の話をしてきた。最近、私が庭のスズメ蜂の観察をしている話をすると、読書家の彼女は「風の中のマリア」という蜂をモデルにした小説があるから読んでみて、と推奨してくれた。
今、それを読んでいる。
また来月神戸に行こうかな、感想を言いに。