ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

地元の買い物

2014-12-24 | 日記
年末ですが、ゆっくり御節を作っています。現在のところ筍と椎茸と人参とこんにゃくを煮ました。それぞれ別々に煮て後で合わせるのがウチ風です。圧力鍋で黒豆を炊き、買ってきた焼き豚とかまぼこを切ってお重につめるくらい。後は厚焼き玉子を作ります。同時並行で今日のお昼用のカレーを作りました。
昼過ぎに昔からあるお肉屋さんへハムカツを買いに行きました。わたしはペラペラの薄いハムカツが時々無性に食べたくなります。おせんべいぐらいの薄さが好きです。このお店は揚げたてのフライやてんぷらやコロッケが安くて美味しいのです。でも今日は海老天だけしかありませんでした。思わず、「ああ、ハムカツはないんだ・・・」とつぶやいてしまいました。
「今日は、年越しそばにあわせて。てんぷらだけなんですよ」とお姉さんが言いました。
おそば用の海老天がホカホカとたくさん並んでいて、急遽予定を変更して海老天を買いました。いつも1本130円が今日は100円だそうです。4本買いました。ついでに焼き豚のかたまりと、串にさしたネギマを6本、卵も10個買い足しました。
お店のおじさんがバットの中の焼き豚を脂の多い方がいいか、ついていないほうがいいか選ばせてくれました。もちろん脂つきを選びました。おじさんは「これは、大きい塊だね。切りましょうか」と言いました。そして「さっきまでま忙しかったからこんなことできなかったけど、今はお客さんが引いたからね」と嬉しそうに切り分けながら、「ああ、本当においしそうだなぁ。自分で切りながら食べたいくらいだよ」と言いました。
おじさんが今にも一枚自分で食べるんじゃないかと心配でしたが、最後に「これは自家製だからね。美味しいよ」と言って包みを渡してくれました。醤油と脂のまざった香ばしい匂いが包み紙の上からもしました。
こんなに買ったのに、2000円でお釣りが来ました。
それからお酒を造っている蔵元の庭に車を止めて、そこの売店にお正月用の日本酒を買いに行きました。注連縄やお飾りなども買おうかと思いましたが、「まっ、いいか。私はクリスチャンなんだし」と、食べられないものは買いませんでした。
ハムカツは手に入りませんでしたが、もう文句は言いません。