ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

英語禅

2018-05-25 | 日記
去年の5月からはじめたカランメソッド英会話も早一年。今、ステージ6にいます。そういえば今年の2月からずっとステージ6で足踏み状態。
「どうして新聞にはうそも書いてあるか」「それには新聞は書かれた記事が本当かどうか検証する時間がないので、うそも混じるのです」とか「ローリーと一般車ではどちらがタイヤの数が多いですか」「ローリーです。一般車はタイヤの数がローリーより少ないです」とか、はたまた「あなたが投げた木の枝を喜んでひろってくる動物は何ですか」「それはマサルです」とか支離滅裂な順番でびっくり箱の中からでてくるような問いかけにすばやく反応することは上手になりましたが、ついつい自分で勝手に作文を作ってしまう癖があって、先生にいぶかしげな顔をされます。このメソッドは、質問も答えも教科書のまる覚え。創造力の入る隙間をゆるさない軍隊メソッドで、先生から弾丸のように繰り出される問いに、シャドウボクシングのようにどんどん答えていかなければなりません。これを25分間で1レッスン。他ごとを考える暇もありません。
最後の文章の答えは「マサル」ではなく「犬です」でした。ついついサギトワさんに贈られる犬のことがレッスン中に頭をよぎり、間違えてしまいました。
しかし教科書バーゲンで全巻ステージ12まで買ってしまったこともあり、ここで挫折することは許されません。ああ、らいこう(校長の名前)の策にはまったか・・・。もうこうなったらヨボヨボになるまでカランメソッドとともに生きていきます。最近では始まる前にお祈りしたりして、すでにカランメソッドは、慌しい生活の中で 唯一無になれる英語禅のようにもなってきました。
それにしても、いったいいつになったらステージ6が終わるのか、まったく良くもつ教科書だと思います。