母
2016-07-12 | 日記
あんなに甘いものが嫌いだった母が、入院してから、お饅頭でもゼリーでもアンパンでもパクパク食べるようになった。この前は友人が贈ってくれた宝石のようなきれいなフルーツゼリーを色々と、途中のベーカリーで買ったミニクロワッサン10個いりの大袋を持っていった。ゼリーを、小さくちぎって食べさせようと思っていたら、歯のほとんどない口で、あっという間に丸ごと飲み込んだので、はらはらしたが大丈夫だった。こんにゃくゼリーだったら危ないところだったかもしれない。ミニクロワッサンは、ご飯に差し支えるのでどうしようかと思っていたら、指で三つ、と示したので、「ああ、3個おいておいてほしいのね」と言うと、そうだとうなづいたので、小分けの袋を探し、3つだけ枕元において帰った。「ちぎって少しずつ食べてね」と言い残して。
こんなに甘いものを食べてくれるなら、次はみたらし団子とハーゲンダッツをもっていこう!と決めた。病院には自動販売機しかないから、アイスをどうやって持っていくかが問題だ。
こんなに甘いものを食べてくれるなら、次はみたらし団子とハーゲンダッツをもっていこう!と決めた。病院には自動販売機しかないから、アイスをどうやって持っていくかが問題だ。