ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

コウノトリの産卵

2016-04-10 | 日記
鳴門のコウノトリが産卵したというニュースを聞いたのは多分一ヶ月ぐらい前。兵庫県より南で産卵するのは稀だそうです。それが先週の火曜日、私が車を運転しているカーラジオで、カラスにコウノトリの卵を奪われたというニュースを聞き、がっくりしてしまいました。
親鳥が巣をあけている一瞬だったそうです。鳴門市の職員は何をしとる!親鳥のいない間の留守番ぐらいしてやらんか!カラスには、コウノトリの巣の隣に、鳴門の海産物でもローストビーフでも、わかめでもいいのでおとりのえさを置いておけばいいだけの話だ!少子化時代にこんなチャンスはめったにないことなのに。
ところが、先日また新たなニュースが出て、卵を取ったカラスを追いかけた市の職員が、カラスが卵を食べようと地面に置いたところを追っ払って、中をそっと見たところ、無精卵だったことがわかったそうです。カラスにしてやられた!のかも。
カラスってとっても頭がいいですからね。それで今、また新たな産卵を楽しみにしているそうです。まだ可能性は5月ぐらいまで残っているので、コウノトリの産卵を暖かく見守ってやってほしいとのコメントが出されました。
それにしても、卵を産んどいて二人とも留守にするコウノトリの親もちょっと無責任ではないだろうか。いったいどこに行っているんだろうか。今度はしっかり有精卵を暖めてね。