ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

俳句は捨てるものであるはずなのだが

2014-02-07 | 日記
有名な俳人であり、科学者でもある方の家がゴミ屋敷だという週刊誌の見出しを読みました。内容は読んでいないのでよくわかりませんが、次から次へ、秒単位で動き回る方のようなので、後ろを振り返っている暇がないのでしょう。
また、俳句の主宰ともなると、次から次へ本が贈られてくるので、封を開ける暇もなくそのまま積みっぱなしということもあるのかもしれません。
もし、私を派遣してくれればあっという間に片付くのに、と思いました。最近、書類はバンバン捨てられるようになりました。一度捨て癖がつくと、どんどん捨てられるようです。最近、書類以外にもものすごく捨てたいモノが出てきたのですが、これはちょっと言いにくいので誰にも言えません・・・・
ゴミ屋敷の先生は自分のお年を考えてここらで思い切って捨てないと、後の人が大変です。まあ、いざとなったら業者の人を頼んでやってもらおうと考えているのかもしれません。80代だと、もう自分で捨てるのが難しいかもしれません。ゴミを捨てるのは、(正確に言うと、これは自分にとってごみかそうでないかを瞬時に判別するのは)、瞬発力だけでなく、体力も要ります。
俳句は、作って作って、どんどん捨てて、いいものだけ残すと、私の先生は言いますが、これと実際のゴミ捨てとの相関関係はあるのでしょうか。ゴミ屋敷の話を聞いて、そんな疑問もわいてきました。
自分があの世に行く時は、ベッドと聖書だけでいいかもなあと考える時もあります。