女らしい人ってどんな人？

新聞に、性同一性障害の人達のシリーズが載っている。どの女の人も可愛くて、身奇麗にしているなあと思って読んでいる。何よりも表情に慎ましさがにじみ出ている。

身奇麗にしているのは、新聞に載るからという理由だけではなく、やっと憧れの女性になれた、心と体が一致した喜びゆえからなのだろうか。

もし、そうだとしたら、もともと体も心も女性として生まれたのに、女性として生まれたことを当たり前のようにして、何の努力もしてこなかったことを私は恥じるべきか、それとも放っておいても女性は女性だからという驕りが自分にあるのだろうか。


放っておいても女性は女性だ、というのは、ある年齢を超えたら無理ではないだろうか。ホルモンの関係で女性だってひげが生えてくるらしいし・・・

私は、ある年齢を過ぎたらあまり女性とか男性とか意識しなくなるのでは、と思っている。
もう、私などは、女性であろうが男性であろうが、人と付き合うのに、性別は別にどうだっていいような気がしている。昔からそうだったが、今はますますその傾向が強い。

この前、一緒に連れ添っている相手に、何故だか、「お母さん」と言ってしまって、子供に不審がられてしまったよ。

一体なんだってそんな言い間違いをしたのか、おかしい。