最近、連歌の講演会に行きました。連歌には100韻(100句)、世吉(44句)、歌仙(36句)があって、連歌を作ることを「巻く」と言うそうです。それは昔、懐紙を二つ折りにして表、裏と分けて、そこに句を書きつけ、どんどん紙を巻いていくからとか。もうそこのところを聞いてみただけで、「なんかすごくやってみたい!」と胸が躍りました。
100韻をずっと続けて読んでいくと、うっとりした別の世界に行けそうです。
数年前に滋賀県に遊んだ時、近江商人の江戸時代から続く旧家を見学しました。壁に昔の家訓が貼ってあって「決して連歌にのめりこんではならぬ」とありました。商売をほったらかしにして、連歌にのめりこむなんてことがあるのだろうかねえと、そのときは思いましたが、今はちょっとわかる気がします。商売で使う脳と、まったく別の脳を使う感じです。私も仕事のピーク時には俳句ができません。連歌は一人で100句巻くこともできるそうですが、やっぱり誰かとやってみたいです。これはギャンブルに近いものがあるのでしょうか。
100韻をずっと続けて読んでいくと、うっとりした別の世界に行けそうです。
数年前に滋賀県に遊んだ時、近江商人の江戸時代から続く旧家を見学しました。壁に昔の家訓が貼ってあって「決して連歌にのめりこんではならぬ」とありました。商売をほったらかしにして、連歌にのめりこむなんてことがあるのだろうかねえと、そのときは思いましたが、今はちょっとわかる気がします。商売で使う脳と、まったく別の脳を使う感じです。私も仕事のピーク時には俳句ができません。連歌は一人で100句巻くこともできるそうですが、やっぱり誰かとやってみたいです。これはギャンブルに近いものがあるのでしょうか。