ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

糖分補給

2016-02-28 | 日記
ランチに入ったお店で、糖質制限の伝道者とも言われた桐山秀樹氏が61歳の若さで、ホテルのお部屋で急死されていたという記事に読みふけりました。原因は持病の糖尿病ではなく、心不全だったそうです。糖質制限ダイエットは、今でも流行っていますが、完璧にやるとかえって体に危険であると、日本糖尿学会が勧告を促しているそうです。
母も先週から脳梗塞で入院しました。生来甘いものが嫌いで、お饅頭等の間食を一切しません。チョコやクッキーも嫌いです。野菜や果物も嫌い。好物のお肉ばかり食べていましたが、ご飯は取っていたようなので、それほどひどく糖質が足りていなかったわけではありませんが、やはり普通の人より少ないことは確かです。糖質の必要量が足らないと、血管障害を起こすと週刊誌に書いてあったので、心配になり、先日病室に行ったとき、お土産に鯛焼きを持っていって、「食べる?」と聞いたら、珍しく食べるとのこと。「尻尾の餡の入っていないところ」というので、その部分を食べてもらい、残りの餡のたっぷりはいった身のところはわたしがその場で頂きました。
鯛焼きを食べながら、子供の頃の母との会話を思い出しました。当時も今もチョコレートが大好物の私は、母に、なぜこんなに美味しいチョコレートが嫌いなのかと尋ねたところ、「大人になるとそういうものは自然に嫌いになるのだ」と、母が答えたことを思い出しました。しかし私は大人になってもチョコレートが大好きです。
母にこれから甘いものを少しずつ食べてもらおうと思いました。脳の栄養素は糖分だけだとも言いますし。