ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

少しずつ

2015-06-08 | 日記
四十九日、四十九日と唱えながら、毎日を送っている。変な人だと思われるでしょうが、またキリスト教的には四十九日はおかしいのですが、ちょうど今月末がその日に当たります。大体そのくらいが、忘れられるかどうかの瀬戸際だと思うから。
時が癒してくれるものは大きいです。「あの時こうしていたら」「あの時しっかり声をかけていたら」「もっと早く気づいていたら」とかいろいろ考えますが、それは妄想に近いものですね。
自分を許せない人は「欲張りさん」と何かの本に書いてありました。たしかに、自分を責めるということは、裏返せば「自分の力で何でもできる」と考えていることですから。
自分の力足らずのことと、自分の力ではどうしようもないことと、人生にはあります。ひょっとしたら自分の力でできていることなど何もないのかもと思えます。
まあ、とにかく
自分の力でできないものについては、エポケーしましょう・・・・「エポケー」って一時、日本語教育の試験でよく出た言葉でギリシャ語で「判断停止」という意味らしい。

エポケーって言葉の響きもいいですね。