隕石が突然降ってきて、さぞ人々は驚いただろう
今年の春あたりに見た「メランコリア」という映画を思い出した。
おかしな軌道をとる惑星メランコリア星が、地球に接近、近々衝突することがわかり、それまで重度の鬱病だったはずの妹がどんどん明るくなっていき、反対に陽気に明るく常識派をしていた姉が、どんどん落ち込んでいき、たしか、姉の夫は惑星がぶつかる前に悲観して自殺し、残った家族はみんなで手をつないで、草原で掘っ立て小屋のようなものを作って、そこで祈りながら惑星の衝撃を待つという話だった。
途中居眠りしてしまったが、起きたとき、ちょうど惑星が地球にゴーンとぶつかる瞬間で、その映像がたいそう美しかったのを覚えている。
姉と妹とどっちに心が惹かれるかといったら、断然妹派!キルスティン・ダンストが演じていた。