亡き人へ
2011-02-17 | 日記
照り翳り 雛出す日取り 定まらず
用水に 自生えする木の 名も知らず
引き抜かれ 運ばれ行きし 木の若し
泣くべきか 泣かぬべきかの 春曇
天国の 風如何ならむ 春浅し
天国は 風暖かき 鳥の告ぐ
春浅し 彼岸と此岸を 渡す船
何故に雁 今此処にいる 秋の季語
今日は、どんよりした薄曇の日でした。
こういう日は、朝、ちょっと普段見ない夢を見ることがあります。
5句6句はその残像風景です。
吟行していますと、歳時記で「今、ここにいてくれると困るものや動物」がいるので戸惑ってしまいます。
雁は秋の季語なのに、今、いるからしかたありません。ちゃんといるものをいなかったことにしては写生の精神に反します。
こういう場合はどうしたらいいのでしょうね・・・
春なれば もう帰ってお願い 秋の雁 さきゑ
用水に 自生えする木の 名も知らず
引き抜かれ 運ばれ行きし 木の若し
泣くべきか 泣かぬべきかの 春曇
天国の 風如何ならむ 春浅し
天国は 風暖かき 鳥の告ぐ
春浅し 彼岸と此岸を 渡す船
何故に雁 今此処にいる 秋の季語
今日は、どんよりした薄曇の日でした。
こういう日は、朝、ちょっと普段見ない夢を見ることがあります。
5句6句はその残像風景です。
吟行していますと、歳時記で「今、ここにいてくれると困るものや動物」がいるので戸惑ってしまいます。
雁は秋の季語なのに、今、いるからしかたありません。ちゃんといるものをいなかったことにしては写生の精神に反します。
こういう場合はどうしたらいいのでしょうね・・・
春なれば もう帰ってお願い 秋の雁 さきゑ