書道ガールズを見た直後はちょっと体に力が漲る感じがした。身体的に訴える画面の連続で、スポーツというか、丹田に力をいれて一緒に書いているような錯覚に陥る。
太い筆をバケツに突っ込み、墨を浸し、一気に書いていくのだが、最初の一画は水分があって滑らかに線がひけているのがわかる。が、最後の一画になると、紙と筆の摩擦が高じて、ウッという唸り声が聞こえてきて、筆の重さを感じる。書道パフォーマンスが相当、力の要る作業であることが伝わってくる。
もともと字を見るのは好きだ。自分が悪筆なので、字の上手い人が羨ましかったが、ペン習字のお手本のような字はつまらないと思う。映画に出てくる字は、若い女優さんたちが、書家の先生の指導の下、吹き替えなしで、自力で書いていると言うことだが、短期間の練習でこんなに上手くなるなんて、すごいことだ。
食べ物も恋愛も、何も出てこないのに、とにかく、体が満たされる映画だったのは意外だった。人間は、こんなことでも体が満たされるのですねぇ。
太い筆をバケツに突っ込み、墨を浸し、一気に書いていくのだが、最初の一画は水分があって滑らかに線がひけているのがわかる。が、最後の一画になると、紙と筆の摩擦が高じて、ウッという唸り声が聞こえてきて、筆の重さを感じる。書道パフォーマンスが相当、力の要る作業であることが伝わってくる。
もともと字を見るのは好きだ。自分が悪筆なので、字の上手い人が羨ましかったが、ペン習字のお手本のような字はつまらないと思う。映画に出てくる字は、若い女優さんたちが、書家の先生の指導の下、吹き替えなしで、自力で書いていると言うことだが、短期間の練習でこんなに上手くなるなんて、すごいことだ。
食べ物も恋愛も、何も出てこないのに、とにかく、体が満たされる映画だったのは意外だった。人間は、こんなことでも体が満たされるのですねぇ。