母のお見舞いに行く。
物忘れは年齢相応に、しかし認知症はない。
それでも一応のテストをする私。
「今日は何月何日だったかな?」
母は、目を閉じて、眉間にかすかにしわを寄せ考えている。
その姿はまるで、コンピュータが検索するまでの時間のようだった。
「3月4日」 正解。
では「今日は何曜日?」
あんまり考えずに「木曜日くらいかな」と母が答えた。考えていない。
一緒に行った夫が「土曜日だろう」というが、
正解は日曜日だった。
次は「今日は何年?」
母は考るふりをしたが、ちょっと忘れたという。
私が「平成29年」というと
夫が「違うだろう、30年だ」と訂正。
その後、娘たちの誕生日テスト、孫たちの名前テスト
自分の夫(父)の誕生日テスト、自分の誕生日テストには
ちゃんと正解が出た。
上記のテストで、皆少しずつ間違えた。出題者も間違えた。AIなら間違えることのないテストに
人間は間違える。なぜか。たぶん日付など、今の状況ではどうでもいいことだから。
もっと身になる会話をしたいが、なかなか話題がみつからない。だから日付テストなどをする。
雑談がしたいが、雑談はなかなかレベルが高いことがわかった。
しかし、日付テストで、間違えたところで、皆が笑ったのは、部屋に明るさが生まれてよかったかも。
物忘れは年齢相応に、しかし認知症はない。
それでも一応のテストをする私。
「今日は何月何日だったかな?」
母は、目を閉じて、眉間にかすかにしわを寄せ考えている。
その姿はまるで、コンピュータが検索するまでの時間のようだった。
「3月4日」 正解。
では「今日は何曜日?」
あんまり考えずに「木曜日くらいかな」と母が答えた。考えていない。
一緒に行った夫が「土曜日だろう」というが、
正解は日曜日だった。
次は「今日は何年?」
母は考るふりをしたが、ちょっと忘れたという。
私が「平成29年」というと
夫が「違うだろう、30年だ」と訂正。
その後、娘たちの誕生日テスト、孫たちの名前テスト
自分の夫(父)の誕生日テスト、自分の誕生日テストには
ちゃんと正解が出た。
上記のテストで、皆少しずつ間違えた。出題者も間違えた。AIなら間違えることのないテストに
人間は間違える。なぜか。たぶん日付など、今の状況ではどうでもいいことだから。
もっと身になる会話をしたいが、なかなか話題がみつからない。だから日付テストなどをする。
雑談がしたいが、雑談はなかなかレベルが高いことがわかった。
しかし、日付テストで、間違えたところで、皆が笑ったのは、部屋に明るさが生まれてよかったかも。