ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

手にまつわる句 即興作品

2011-02-08 | 日記
   手を故障してから 手に意識が集まりできた句



花びらの ごとくに開く  朝のゆび


花びらの ごとくに閉じる 夜のゆび


白き手の 舞うがごとくに 林檎剥く   (林檎をむいているのは残念ながら、私ではなく、娘です。)


猫の手が 開けば借りたい 洗濯たたみ


だんだんと 猫になっていくよな 我の五指


掌も 布団もふくらむ 春となり


指広げ 雪 うけとめる アロエの葉


梳る つま先に 血通う春


菜ばしを 手の如くに 使えた日





     俳句では思いあふれて言葉が足りず、いたしかたなくできた短歌 


朝なれば 痛みと歌が 舞い降りて 指先めがけ 表出迫る

整体は 歩いて5分 鍼灸は 車で6分 地産地消

わが町が 住みたい町の ベスト3? 意外や意外 ほんまかいな