熱帯魚工作箱

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ペットボトルの蓋の加工 その4

2010-06-20 22:08:32 | ペットボトルの蓋の加工

化学反応式や発酵式のCO2添加器を自作する時に不可欠な ボトルキャップにチューブを接続する方法をあれこれと工作してきたのですが 難接着材だけに決定的な方法にたどり着けません。 
シリコンチューブをパッキンとして使った方法がシンプルで 頼りなさそうに見えるのに意外と漏れないのでお勧めなのですが さすがのシリコンチューブも長期間同じ場所を締め付けられていると漏れることがあります。キャップに接している部分を少しずらせば解決するのですが 絶対に漏れないと言いきれないところがちょっとくやしい。

その後も 接着剤を使わずに作れる ちょっとでも完成度の高いものを作ろうといろいろと考えていました。
気密を保つといえばOリングでしょう ただ…Oリングを使ってチューブを接続する方法が思い浮かびません。中空のボルト状のものが必要になるのですがホームセンターには売っていません。いろいろと代用になるものを探していたのですが 先日ホームセンターで使えそうなものを見つけました。 『プラネジ』です アクリル製のものは見たことがありますが これはポリカーボネート製です。M5のものを買ってきました。

まずこのネジに2mmドリルで穴を開けます。穴はビスの頭側から開けるとプラスドライバーの十字溝がガイドになり中心に穴を開けることができます。



その穴に2.1mmのステンレスパイプをたたき込みます。さすがにポリカーボネート この程度では割れないので思い切ってたたき込みます。後はステンレスパイプに4mmのABSパイプを取り付けてチューブがつなげられるように加工をします。



後は穴を開けたペットボトルの蓋に作ったパーツを組み付け(ビス→Oリング→蓋→ネジ)ネジを締め付けて出来上がりです。



ちょっと作るのが面倒くさいのですが(化学反応式だとビスを6個作る必要があります)Oリングをネジで締め付けるので完成度が高く見た目にも安心感があります。

ビスに開ける穴は3mmまで可能ですが中心からちょっとでもずれると使えなくなります。


今回の工作の材料は特殊なものばかりを使っているように見えますが全て近所のコー○ンで買いました。

材料費も工作時間もそれなりにかかりますが 無造作にシリコンチューブを引き抜いたら漏れるかも?といった不安からは解放されます



製作される前に必ずこちらをお読み下さい。

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