
前回のバブルカウンター記事に載せる写真を撮っていて たまたま細めのカウンターを作ってみたら出る泡がとってもゆっくりと登っていったので 泡を眺めながら こんなカウンターも有りかも?と思い 作ってみることにしました。
CO2ストーンから出る泡や水草から出る泡を見ていたらちょっと癒されるでしょ! バブルカウンターの泡でもゆっくり上って行くのを見ていると同じような効果があるに違いない……と。
今回のバブルカウンターは細い目の本体がポイントです。泡が大きめですが数えやすくなります。
筒が太いと泡が早く上り、細すぎると泡と一緒にカウンター内の水が水槽へ出て行ってしまいます。ノズルも細いと泡が小さくなるので泡が上がっていく速度が速くなり 大きすぎるとうまく泡になりません。
いろんな太さのパイプの組み合わせを試してみて下記の組み合わせにたどり着きました。ただこのままでは本体のパイプが細めなのでCO2を多い目に添加すると泡に押されてカウンター内の水が無くなってしまうので上部ジョイント付近に泡がはじけて消える水面が必要になります(頭でっかちの部分ですね)ちょっと不細工ですが水の量を確保する目的もあるので少し大きめに作ってあります。
材料
6mm、8mm、10mmのABSパイプ
ABS用の溶剤系接着剤
作り方
取り付ける水槽の高さに合わせて本体の長さを決めておきます。小型水槽だと15cm程度です。
6mmパイプを火であぶって柔らかくしてから少し引っ張って細くします。細い部分で切り取ってノズル部分を作ります。ノズル部分の穴は泡を大きくしたいのでできるだけ大きくします。
各パイプを切り取ります。
上の画像の左から
・4cmぐらいの6mmプラパイプ(上部ジョイント
・5cmぐらいの10mmパイプ
・1cm弱の8mmパイプ(ジョイントと本体との接続用)
・本体の8mmパイプ
・6mmノズル
パイプ類を接着剤で接続します。
ノズル部分は仮に差し込んで見て泡の大きさをチェックします。泡が小さくてすぐに昇って行ってしまう時はノズルを削って穴を大きくします。
以上で完成です。
話は変わりますが ADAから水槽に引っ掛けるタイプの水温計が発売されていますね。バブルカウンターもぶら下げてみようと6mmABSパイプでこんなのを作ってみました。
ABSパイプだとプラに比べて割れにくいので安心です。バブルカウンターに6mmシリコンチューブを使って接続します。
今回のカウンターは泡の大きさ優先なので1滴はADAグラスカウンターの6~8滴程度になります。
小型水槽だと1分間に何滴という数え方になるので大きな水槽向きです。
製作される前に必ずこちらをお読み下さい。
最近インバモを入手したので愛でる為にCO2発酵式を自作した延長でバブルカウンターなるものの存在を知りました。
すごく実用的な記事でとても参考になりました。ありがとうございます<m(__)m>
発酵式ではCO2添加量が調節できませんがバブルカウンターがあれば発酵が落ちてくるとそれなりに分かるので便利ですね。