気分はサンドウィッチ

たわいもない日常、土佐犬のこと、野良猫だったパンちゃんの事
日記(記録)のつもりで書いてます(*^_^*)あしからず。

絵本~地下鉄~ジミー・リャオ

2018年08月24日 | 書籍・雑誌
この間は「星空」の絵本を読みました。

とても良かったです!
何が?
絵、色、きっと作者の人は心が綺麗なんだろうなぁ?


本日は「地下鉄」

視力を失い自分の世界に閉じこもっていた少女。
幸せはどこにあるの?地下鉄に乗って過去へ、未来へ少女の旅は始まります。優しさに包まれる一冊。

ジミーさんの本には良く詩が出てくる。


私たちは なんて幸せなのだろう
自分が どんな世界に生きているのか
知らないで いられるのだから
 
ヴィスワヴァ・シンボルスカ「なんという幸せ」より



今を生きずに いつを生きるというの
すべての色は 音にかわり 香りにかわる
すべての色は 限りなく美しい音色で応えてくれる
たとえ本を読むことができなくても
木々の間をぬけて吹く風が ページをめくり
私に 優しい物語を きかせてくれる
そして 人の命を 花のようにつみ取る 死さえも
もはや 私の目を つみとることはできない

リルケ「盲目の女」より

ジミーさんは白血病で死をみつめたことがきっかけとなり創作活動をはじめられたそうだ。

奥が深いというかのか? とにかく見ごたえがあって、小説の様
本当に絵が綺麗で引き込まれます。

これも映画化されているので、近いうちに見ます。


















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