【 ワンダフル・ガイ ～ミュージカル《南太平洋》】 祖国に凱旋ソロモン諸島の日本人選手団長、五輪の「希望と不安」

South Pacific: I'm in Love With a Wonderful Guy

ワンダフル・ガイ ～ミュージカル《南太平洋》（リチャード・ロジャース）

＊A Wonderful Guy（ワンダフル・ガイ）＊南太平洋より | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

祖国に凱旋　ソロモン諸島の日本人選手団長、五輪の「希望と不安」

東京オリンピックの開幕を前に、記者に取材先からこんなメールが届いた。「ソロモン諸島の選手団長として、日本人の友人が凱旋（がいせん）帰国します」。耳慣れない名だが...

祖国に凱旋　ソロモン諸島の日本人選手団長、五輪の「希望と不安」

〘 …◇南太平洋 の島々がつないだ縁

　記者にメールを提供してくれたのは、一般社団法人「太平洋協会」（東京都港区）の小川和美・前太平洋諸島研究所長（６１）だ。きっかけは、ソロモンと同じ太平洋に浮かぶ島国・ナウルに関する取材だった。

　記者は昨年１０月、ナウル共和国の政府観光局（＠ｎａｕｒｕ＿ｊａｐａｎ https://twitter.com/nauru_japan?s=09）の公式ツイッターが日本で人気になっているという記事（ｈｔｔｐｓ：／／ｍａｉｎｉｃｈｉ．ｊｐ／ａｒｔｉｃｌｅｓ／２０２０１０２２／ｋ００／００ｍ／０３０／２７１０００ｃ 1週間でフォロワー2万超　「ナウル共和国」のツイートが人気なワケ | 毎日新聞）を書いた。小川さんはその肩書通り、太平洋の島々に関する専門家だ。記事では、小川さんにナウルの栄枯盛衰の歴史を存分に語ってもらった。その小川さんが仕事の関係で一時暮らしていたソロモン諸島で、藤山さん一家と親しい仲だったという。

　藤山さんが選手団長に抜てきされたと聞いた小川さんは「在日のソロモン関係者で藤山さん、選手たちを盛大に迎えようと考えたのです」。だが、コロナ禍で無念にも直接の面会ができなくなった。「それでは」と６月２２日、関係者でツイッターのアカウント「ソロモン２０２０応援団」（＠ｇｏｓｏｌｏｇｏ２０２０ https://twitter.com/gosologo2020?s=09）を立ち上げた。出場する３選手の練習風景や壮行会の様子などを紹介し、応援している。

　７月２１日現在のフォロワーは４５０人超と少しずつ増えつつあるが、ナウル共和国政府観光局の２２万人超には遠く及ばない。応援団は「フォロー大歓迎です。ソロモンの魅力も一緒に伝えます」と呼びかけている。〙

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