涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

男泣き:カーチャン

2007年03月20日 | お薦め

書店の店頭に並んでいたのをちょっと立ち読み。

デジカメの話で始まります。
うん、うん、こんなことあるある。
読み進めるうちに涙が・・・

こりゃ立ち読みでは読めへんわ、ということで購入して読んでしまいました。

2chの「独身男性板」から、口には出せない母への思いの書き込みを本にしたもののようです。

涙腺の弱いやじは、こういう本に弱いです。
もちろん2chですから、作り話もあるやろうけどそれでもありうる話ばかり。

退院した後、ちょっと体調を崩した(ちょっと熱が出た)だけなのに、
電車に乗って田舎から出てくる母に、
「うっとうしいなぁ」と心にも無い暴言を吐いたことがあります。
その次の日に謝ったら、「子供はいくつになっても子供なんやから、心配なんやで。」
といわれ、それ以来葉書のやり取りを毎日しています。

その母は姉の入院中、その家族の世話をしにいっていますが、
何せ昔の人間ですから、御飯に何を作っても、夫、子供(孫ですね)から文句を言われ、閉口しているよう。
お世辞にでも、おいしいね、とか、おばあちゃんゆっくり休んでね、などと言ってやれないのか、
姉はそしてその夫もどんなしつけをしているのかと、こっちが腹がたちます。

死んでから謝っても仕方が無いことわからないのかな?

この本を送ってやろうかと思ったけれど、
きっとあの旦那も息子たちも読まないやろうな。
読んでも何も感じないやろうな。

せめて自分だけでも大事にしてやらんと・・・

 


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