涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

奈良県立民族博物館:しょうぶ園

2009年06月12日 | 外出・旅行

 


 


車に乗って大和郡山市矢田町にある「奈良県立民族博物館」に行ってきました。


奈良県は、その地形的特長から奈良盆地(北西部・やじが今住んでいる所)、大和高原・宇陀山地(北東部・きたが住んでいる所)、
そして吉野山地(南部・やじの故郷)に大きく分けることができます。
それぞれの土地で、その気候風土に合った暮らしが営まれてきました。
この博物館では、各地域の暮らしを支えてきた仕事として、
奈良盆地の稲作、大和高原の茶業、吉野山地の林業について、
大幅な機械化が進む以前の作業とその工程で使われた用具が多数展示されています。


家の倉庫にあるような用具がいっぱい陳列されていました。
その写真をきたに見せると、「これうちの倉庫にある~」。


衣食住についても紹介されていて、
時々やじが書いている「おかいさん」についても紹介されていました。


左の写真の上の「チャンブクロ」。これうちの台所にもありました。
隣の家に嫁いできたお嫁さんが、ゴミだと思って捨てたという笑い話があったっけ。
この晒で作った「チャンブクロ」にほうじ茶を入れてお茶を炊き出し、
そこに洗った米を入れて炊くわけです。
やじは今はお茶パックを使っていますけれどね。


右の写真の右下はいろいろなおかいさんです。
おもちを入れたりさつまいもを入れたり。ちゃんとはったい粉入りのも載っていました。


 


常設展示館の外は広い公園となっていて、
その中に江戸時代に立てられた民家が、その所在した地域に則して
「町屋」「国中(奈良盆地)」「宇陀・東山」「吉野」の四ブロックに分けて移築復元されています。
それぞれ内部も見ることができます。


 


公園内には「みんぱく梅林」という梅林があるようで、
勿論今は梅は咲いていませんが、地面には沢山の梅の実が落ちていました。
母親を連れてきたら喜んで拾って梅干を作るはず。


 


さて、今日のメインは、この公園内にある「しょうぶ園」。
まだ少し早かったかもしれません。


 
 
 


写真を撮る人、絵を描く人、木陰でお弁当を広げる人、それぞれにしょうぶを楽しんでいるようでした。


他にも園内にはいろいろな花がさいています。
大和郡山といえば、矢田寺の紫陽花が有名ですが、ここにも紫陽花が咲いています。


 


左の写真はモクレン科の「タイサンボク」。大きな花で、すごく甘く強い香りが周辺に漂っていました。
野薊も咲いていて・・・。


 


すっかり花ブログに・・・


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