ゴキ研

ゴキゲン中飛車研究ノート

定跡の基本から最前線まで詳しく紹介。

超速▲3七銀急戦に対する新構想?

2011年03月14日 01時35分31秒 | 超速対策その他
現在超速▲3七銀急戦シリーズを前回から述べているところですが、
ふと、新しい形を思いついたので忘備で載せておこうと思います。

△3二金型と同様に、△3二銀型においてもそれぞれ

パターンE:軽快型
パターンF:囲い保留型
パターンG:連結型
パターンH:待機型

に分類できます。



△3二銀型の進展性が無いという欠点をついて先手が様子見を続けていると、
パターンHから▲5八金右となり、豊島将之の定跡研究では△5六歩と突くしかないと解説されています。(p.20参照)

ただ、ここで△4二金という手は無いのでしょうか。



まだ考えたばかりで何とも言えないのですが、
▲4五銀なら△1二香▲3四銀△1一角(第1図)で戦えないか。



第1図から▲2四歩△同歩▲同飛には、△3二銀型の効果で△2一桂に紐が付いているのが主張点で、
△5四飛の反撃がありそうです。

▲2四飛以外なら、△3三桂で銀の退路を断つ変化も含んでいます。

また、▲4五銀と来ないのであれば、△5三金~△5四金と進出する事が可能です。

まずは△3二金型を完結したいと思いますが、並行して研究を進めて行きたいと思います。

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