カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

「巨人の野球は面白いのか?」についての考察

2004年05月19日 21時23分12秒 | ☆提言・苦言・球界再編
「巨人の野球はおもしろいのか?」
そんな挑発的なテーマでさまざまなご意見をいただいた僕ですが、ある一つの結論に達しました。

「巨人の野球はある意味ものすごく面白いのだ」

これから皆様からいただいた貴重なご意見(コメント)を引用させていただきますが、独断で編集させていただいていおります。
原本は「巨人について意見をもとめております」と題された記事のコメント欄にございますので、どうかご了承ください。
以下、斜体字がコメントの引用です。

まず、なにをさておいて当の巨人ファンの方々のご意見です。
このような阪神ファンが運営するBLOGに貴重なご意見を残してくださって本当にありがとうございます。

代理回答。(ひろみぬ。)

うちの父親ですが、「無茶苦茶オモロイ。史上最強打線最高!!」だそうです。巨人が負けようものならすぐ不貞寝です。
手段はどうあれ、やはり常勝軍団でなくてはならないようです。


これがもっとも極端な意見でしょうね。
手放しで大喜びする微笑ましいお父様のお姿が手に取るようにわかります。
これはこれでもの凄く健全でほほえましい光景ですよね。
野球ブログの盟友(若輩者がおこがましくてスミマセン)「マジメにぼやいてみよう」の小谷様の記事中にもそんな巨人ファンの方が登場いたします。

さて、この僕が提起した「面白いのか?」という問いにはやや欠陥があります。
というのも、ひいきのチームが勝っていれば、やはり面白くないはずがないのですよ(←反省)。

GIANTSファンですが(G党の女)

「巨人の野球はおもしろいのか」ってことですが、そりゃファンですからポンポン打ってるその瞬間は面白いです。ヤッターと思います。

でも『4番バッターばかり』取って並べても実際のところは…
本当に面白いのは、投手が力投し、華麗な守備が見れて、
バッターはヒットでつないで、ここぞという時にHRが出る。
それが一番です。
『史上最強打線』も全員がHRを打って得点するんじゃなく、
どんどんつないで得点していってほしいです。

で、選手は悪くないんですよ。やっぱりフロントですね。
「また巨人は金があるから~」と言われるとファンは実のところ大変辛いですぅ。
原前監督の辞任劇も、納得いかなかったし。
「試合は現場でやってるんだ!会議室でやってるんじゃない!」
と叫びたいですねぇ(笑)


さあ、これこそが巨人ファンの方共通のモヤモヤではないでしょうか?

巨人のフロントが抱いている問題点については後に述べるとして、ひとまず次は「巨人を愚痴るケータイ屋」を主宰しておられる巨人ファンのdgallery様のご意見です。


書きにくい雰囲気ですね (dgallery) 2004-05-17 10:03:39

巨人ファンとしては、もの凄い書きにくい雰囲気ですね。(笑)

面白いか面白くないかといえば、ある意味面白いと思います。
確かに、野球という観点で捉えれば偏りすぎて面白くないかもしれないですが、逆にこれだけ偏っているチームってこれまでにあったでしょうか?

バランスの悪いチームと言うものは得てして強くは無いですよね?ある意味このバランスの悪さがハンデになっていると思います。

そのハンデを乗り越えて、優勝できるかどうか非常に楽しみです。

確かに野球ファンとしては試合の内容は面白くないですけどね(笑)



最強打線のはずが最初からハンデを背負っているという矛盾。
(ちなみにこのような打線頼みのアンバランスなチーム構成ながら優勝したチームは、近年では2001年の近鉄バファローズが挙げられると思います。)
つぎは北海道のタクシードライバー、空車天国さまのコメントです。


私は (空車天国)

中畑清選手の大ファンなんです。
ファイターズファンでもあり、巨人ファンでもある私は今の巨人はなんだか夢がないように感じます。
金に任せたチーム作り、よくわからない若手育成・・・
そういう面では今のファイターズは夢があって期待を持って試合を見ることができます。
巨人もあの中畑、篠塚、クロマティ時代は
夢があったし、見ていて面白かった。

今の巨人は勝って当たり前、自ら足枷をしているようにしか感じませんし、選手も
常にそういったプレッシャーの中でプレイしているようにしか見えません。



これも同じく「ジャイアンツは自らにハンデを科しているとしか思えない」というご意見です。

「昔は面白かった」

そういったご意見はgooブログの名物男、「むだづかいにっき」のえっけん様も申しておられます。

ではここで巨人ファン以外の方々のご意見も見てまいりましょう。
もうありとあらゆる感情が入り混じっております。


Unknown (Unknown)

ていうかホームラン出すぎ。
野球の醍醐味は投げて打って走って守ってでしょう。
「投げて打って」だけで決まる野球は緊張感がないです。
はっきり言って巨人には興味がなくなりました。


要するに「競技として、巨人の野球はつまらない」と。

これは今回コメントをいただいたほぼ全ての方に共通するご意見だといってしまってOKでしょう。

私が思うに (鳥夫)

タイガースファンである前にプロ野球ファンでありたいと常々思っていますが....あの野球スタイルは決して面白いとは思えません。
本塁打は確かに華がありますが、あまりにも刹那(瞬間)すぎます。
僕はホームランを狙って振り回す野球より、外野に抜けた球を外野手が渾身の力で本塁へ返球、2塁走者とのクロスプレーのほうがどきどきわくわくします。


僕もそう思います。
もちろんこれには個人差もありますので、ひとつひとつ取り上げるとそれだけでも大論争になりますね(笑)

ただ今回のテーマは巨人のホームラン至上主義に対する「それは面白いのか?」ということなので、そうではないという意見がほぼ全部だったといえましょう。

トラのシッポ様は走・攻・守いろんな面での醍醐味を見ることなく、ただ単に打つだけのような野球を見せられた子供たちは「野球を知らない子供たち」になってしまう。「史上最強(R-15指定)打線」にしてよ(笑)という趣旨のコメントをよせてくださっております。

また、タイガース・ファンのはみ様ももし阪神がそういう打線だったら…走らないでホームラン打つ赤星。ホームラン打って当たり前の藤本。二塁打打たずにホームラン打つ今岡…そんなチームってどう?ていうか守備はいいの?といった趣旨のコメントを残してくださいました。

あらためてここまでをまとめますと「スポーツ競技として、巨人の野球は面白くない」

いやいや、あくまで当BLOGにお寄せいただいた30件程度のコメントの集計ですのでとりあえず異論がある方もご了承くださいませ。
(普通に考えれば、「面白いの?ほんとに?」という僕の聞き方に「おもしれーよ!何言ってんだ」と返すには相当の勇気が必要なわけで…。それでもとりあえず「ホームラン野球は面白い!」という方は少数派だという前提で話を進めさせていただきます。)

しかし、僕はこの記事の冒頭で「巨人の野球はある意味ものすごく面白いのだ」 という結論を出しました。
いったいどういうことなのでしょうか?

それについては次の記事で述べさせて頂きますゆえ、少々お待ちください!

第1回
第2回
第3回(ナベツネ暴言集)
第4回(ナベツネ暴言集その2)
第5回

今日の似顔絵は一年ぶりのアノ人です

2004年05月19日 18時20分04秒 | ☆野球
今日は埼玉地方が雨。
昼過ぎから降り出したでしょうか?
とうわけで神宮でのヤクルト・阪神戦や横浜スタジアムでの巨人・横浜戦も雨天中止が決定したようです。

さて、この似顔絵は西武ライオンズの石井貴投手であります。
昨日のオリックス戦に登板。
打線の援護にも支えられながら、なんと380日ぶりの白星を手にいたしました。

試合に関する記事はこちらをごらんください

僕、この投手は大好きなんですよ。
ふてぶてしい表情でマウンドから気迫みなぎるピッチング。
長年西武の投手黄金時代を立派に支えた熱血漢がやっと白星をつかみました。

内容はまだ本調子とまではいかない状態のようですが、なにはともあれおめでたいことです。

今季のプロ野球はロッテ小宮山の現役復帰勝利・黒木の復活マウンド・日ハム岩本と入来の復帰勝利・オリックス川越の連敗記録ストップなどうれしいニュースが目白押しですね。
あ、近鉄赤堀も5月12日に再び登録抹消こそなりましたが一軍で中継ぎ登板を果たしました。

そうだそうだ、日ハムにはセギノールの日本復帰・まさかの大活躍という誤算もありました。

そして今回の石井投手の復活。
いや、パ・リーグもかなり面白いですね。
プレーオフ制度の導入でペナントレース自体の行方は終盤までまったくわからない状態ですが、個人の選手にスポットをあてるとかなり面白い。

がんばれ石井投手。
この似顔絵のような表情が僕は好き!

コメントに感謝!

2004年05月19日 09時36分30秒 | ☆野球
このたび僕のBLOG「マンガウルフの野球と漫画☆夢日記」で広く行っておりました「巨人の野球は面白いのか?」というテーマについてのコメントの募集はいったん打ち切らせていただきます。

皆様の野球に対する熱いマグマのような熱意がしっかりと伝わってくるコメントばかりで、ほんとうに嬉しく思うと同時に大変な感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に皆様ありがとうございました。

現在皆様からのコメントをまとめる記事を構想中ですが、なにぶん仕事の合間の作業ゆえ、少々お時間がかかってしまうかもしれないことをどうかお許し願いたく思います。

なお、今回は一つ一つのコメントやTBに充分なお返事を返すことができなかったことも申し訳なく思います。
全力で皆様にご満足いただけるような記事を書き上げるよう努力いたしますので、どうかご了承くださいませ。

あ、それでもご了承いただけない場合はお写真でもおくっていただけましたら似顔絵でもお描きいたしますが、もしかしたらこんな残念な結果に終わってしまうことも多々ありますゆえ…(笑)

というわけでこれからも僕のBLOGでは時には大真面目に、時には怒られるくらい脳天気に日本のプロ野球について語っていただきたいと思っております。
どうか今後とも宜しくお願いいたします。

今回は本当にありがとうございました! 
   
                   漫画家 マンガウルフ