18世紀、朝鮮第21代国王とその息子サドの愛憎を描いた人間ドラマ。
22代国王が先代の孫にあたるイ・サンと聞くとなんとなく親近感がわく。と言ってもイ・サンの名前を知っている程度だけど(笑)
韓国ドラマの歴史ものといえば派閥争いを軸にした印象が強いが、これは国王と息子の関係性にスポットを当てた作品になっている。
王位継承者としてしか息子に接することができなかった国王、一方国王としてではなく父としての愛を求めた息子。
そのすれ違いの末、国王は実の息子を米びつに閉じ込めてしまい、最後の最後にしか心を通わせられなかった親子の姿が痛々しかった。
サドの妻役、見たことあるなぁと思ってたら「ダンサーの純情」のムン・グニョンだった。観終わってから気づいた!
そして大人になったイ・サン。「ごめん、愛してる」のソ・ジソブじゃないですか! (先月観たばかりなので)
凛々しく端正なイ・サンの登場にウルッときました。
なかなか見応えのある作品でした。
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