はじめに、色々な不思議体験と書いてしまいましたが、あくまでも主観です。
お気に召さない事もあるかと思いますが、どうかご容赦ください。
学生時代に、見える人と、感じる人が友達におり、わかる人が知人におりました。当時はそう言った事に興味もあり、すごいなあと思って話を聞いておりました。
彼等は、特に自慢気でもなく、ただそうあるだけで、どちらかと言うと不便な事もあったようです。
卒業後、整体の学校に行きましたが、そちらで気づいた事がありました。大先輩の先生方が、なんとなく皆不健康そうに見えたり、お話から、夫婦間や家族間が、あまり良くないように感じられたからです。
何かあると思い、気か何かが関係しているのではないかと思いました。それで、同級生と冗談交じりに、「卒業したら気功か催眠術でも習うよ、また来たくなる~って」などと話していました。
整体学校の卒業がせまった頃、ついに自分が体調を崩してしまいました。あくまでも私の実感ですが、何か見えないものの作用だと、「思った」のではなく、「感じ」ました。何かが身体に作用した感じがしました。
何だ今の!?と思う間もなく、「怖さ」に襲われました。訳もなく怖いと感じてしまうようになりました。
物が食べられなくなり、ほとんど眠れなくなってしまい、酷い体験でした。
何とかする為に、色々と試しました。夕日を見たり、散歩をしたり、水をかぶったり、瞑想の真似をしてみたり。
まるで元気が身体にとどまらず、流れて行ってしまうような気がしました。
家族が知り合いの医師に尋ねると、眠れていない事からすぐに呼ばれました。ですが先生と対面した際に、何故かこの人では治せないと思いました。
何かがおかしい気がするのですが、通常の病気と、何かが違うように思いました。
その後も症状は続き、引きこもりのようにもなりました。
寝ておらず、食べていない事から、感覚だけが鋭くなったのか、ここで新たな体験をします。
父も私をずっと家に置いたままでは良くないと思ったのか、親戚に用事があるからと家から連れ出しました。気の良い叔母に会った時に、何か良いものをもらったような気がしました。まるで、食事をした時の様な、お腹が満たされたような気になりました。
ここで、眼には見えない何かは実際にあるのだと自分では思いました。
ただ、苦しさはその後もまだ続きました。
頭にあったのは、「負けたくない。このままでは、後輩達に顔向けが出来ない」と、何とかしたい思いでした。
抗い、何とか少しでも元気を溜めるようなイメージを持つようにしました。
ついに見かねた母から、一緒の布団で寝るように言われ、一度は布団に入ったものの、迷惑をかけたくなく、すぐに出ました。「何とかしなければ。」
ここである考えが沸きました。こうすれば良くなるのではないかと。ただ、それは確実に周りを驚かせてしまう為、少しやり方をかえて実践しました。
それは的中しました。良くなった気がして、これで眠れるし、食べられると思えるようになり、実際にその後から食べることも、眠ることも出来るようになりました。
それは貴重な体験でした。