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先日納品したダイニングチェアの製作過程をご紹介します。
椅子の設計図を書いたら材料を選びます。木取りです。
それから各部材を作ります。木作り。
材料に墨を書きます。
ほぞ穴を加工します。
穴に合わせた「ほぞ」を作ります。
脚の加工です。角度切りしているところ。
脚の曲線部分のカット。
後脚が出来ました。
次は背板を曲線に成形します。
習い加工で型通りに削ります。
作った部材を磨きます。
部材が揃いました。
仮組みして確認したら、いよいよ本組み。ボンドを塗って叩き込みます。
ハタガネで圧締します。
前脚と後脚をそれぞれ組んで合体させます。ボンドがしっかり乾いたら椅子本体の完成です。
次に座板を作ります。座板の接ぎ合わせです。このまま一晩置いておきます。
板ができました。
柔らかい座面になるように成形していきます。
座ぐりの粗取り。
カンナがけ。
磨き。
塗装。
駒留めと隅木も塗装します。
本体に隅木をつけます。これにより強度が増します。
駒留めを使い座板を取り付けます。穴に余裕をもたせる事で座板の収縮に対応します。
ダイニングチェアの完成です。
木の温もりあふれる優しい椅子ができました。
暮らしに役立ち、末永く愛される椅子になれば嬉しいです。
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