木で育む家族の幸せ 木育工房日記

木育工房の事、納品事例、お客様の声を日記に書いています。

S様オーダー本棚

2013年07月31日 | オーダー家具製作

 

 今回のオーダーはウォールナットの本棚です

ハードカバーが入ればよいとのこと

 

では製作を少しだけ

幅16cmにそろえ

側板に棚板を少し入れ込むので

まず棚板の上辺と底辺がくる所に横切りで引き通します

 

次にルーターで加工

治具を固定

こんな感じ

治具のガイドに沿わせて溝を作ります

初めに横切りを通したのでルーターで幅を切り過ぎる心配なく加工できました

棚板を入れ込みます

ピッタリいきました

(後々、収縮で変わると思いますが

ポニーでガチッと密着

後は天板、地板、台輪で完成

 

 

 

 

S様邸納品

 

横幅3m弱(二台合わせて)

 

二台並べたり壁にくっつけて配置する家具は

納品するまで安心できません

置く場所が少し変わるだけで

ピッタリとはならないので

 

 

 

S様には満足いただけてよかったです

 

 

 


 

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研ぎ直し

2013年07月29日 | 日記

 

以前、記事にしたノミを研ぎ直します

刃物は使い手の癖が出てくるので一度リセットして使わせてもらいます。

まずは裏に直角の線を引き目安にします。



グラインダーであら削りします


時々、濡らした雑巾で冷ましながら(自己流)
焼き戻りが起きないように

だいたいの直角と直線が出ました

後は、ひたすら研ぐ

研ぐ

研ぐ

磨ぐ

磨ぐ

完了!!

砥ぎの腕は、まだまだです

が、切れ味はナカナカのもんです

前線でガンガン使わせてもらってます

 

 

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そら豆テーブル作りました!

2013年07月25日 | オリジナル家具、小物

そら豆テーブルを作りました

しばらく在庫がない状態だったので、作品展前に作る事にしました。

 

これは天板になる板を2枚接ぎ合わせたところです。

わずかに段差があるのでカンナで目違い払いします。



幅と長さを揃えたら、足が入る穴を掘ります!

穴はボール盤を傾斜させて、さらに45度回転させてます。これで四方転びになります。



それから天板をそら豆型に成形。

バンドソーで粗どりして、



トリマーで習い加工。



ビットを換えて面取り



丸みを帯びたそら豆らしく、2回にわけて大きく面を取りました!

それからスベスベの木肌になるまで一生懸命磨きます

 180番で磨いて、240番で仕上げてます。 

ここまできたら、残すは脚の組み立てです。

脚は旋盤(せんばん)で作ってあります。

穴より少しだけ大きく作ってあるので、

組み立て前に脚のほぞを玄能で叩いて木殺し(きごろし)します。

こうすると固いほぞが入りやすくなるし、中でボンドの水分を吸って膨らむので、よりガッチリ組めるんです!

脚が入りました!

これで完成です!塗装は自然系塗料のVATONクリアです。

子供椅子と並べるとこんな感じ。

丸っこくて優しい雰囲気になったのではないでしょうか

テーブルの高さは35cm。

お子様用、おひとり様用にちょうどいいサイズかなと思います。

 是非作品展でご覧になって下さい

 

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カウンターの製作

2013年07月21日 | オーダー家具製作

H様オーダーのウォールナットのカウンターを作っています。

こちらのカウンターは作品展にも出品させて頂きます!

快くOK下さったH様に感謝です


H様は食器棚としてお使いになるそうで、引き出しのサイズで迷われていましたが、

上段に小さい引き出しを2杯、その下は均等割りの大きな引き出し4杯という事で仕様が決まりました!

 

打ち合わせ後、設計図を書いて、製作スタートです。

板を接ぎ合わせして、墨付け、加工、仮組み、本組みという手順で数日かけて形にしていきます。

 

これは仮組みの様子↓↓ 

側板と中仕切りをほぞ組みしています。

棚口は板が伸縮しても動けるように5ミリのクリアランスを取ってます。

 

仮組みして確認ができたら、一度ばらして残りの加工をします。

 

それから本組み。

物が大きくなると組み立ても数人がかりです。

このようにしっかり、無事に組めました!

これから引き出し、扉、棚板などを作っていきます。

完成にはもうしばらくかかりますが、H様にご満足頂けるよう頑張ります



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ダイニングテーブルが完成しました!

2013年07月16日 | オリジナル家具、小物

ダイニングテーブルが完成しました!




テーブルのサイズは、幅120センチ×奥行き80センチ×高さ70センチです!

4人がけにちょうどいいサイズです。

材料はアルダー、塗装はバトン、天板はウレタン仕上げです!



木育工房では、テーブルトップはウレタン塗装をオススメしています!

ウレタンが塗膜を作ってくれるので水や汚れに強く衛生的だからです

もちろんオイル塗装もできますので、オーダーの際にどちらかお選び下さい

 

テーブルの天板は駒留め(こまどめ)しています。



 
無垢材の天板は湿度によって伸び縮みします。

その動きを妨げずに固定する伝統的な手法が駒留めです。

穴を数ミリ広く掘っているので、天板が伸縮してもその間で動けるわけです。
 
 
 
木の伸縮を考えて作ると、反りやねじれが少なくなり不具合も起こりにくくなります。
 
昔の人は木の性質をよく理解していろんな工夫をしていたんですね!
 

 

 

さてさて、早いもので木育工房作品展まで1ヶ月を切りました!

目の前の事に集中して頑張るしかないですね!心の余裕も忘れずに

 

木育工房作品展は8月13日(火)から熊本県伝統工芸館で開催します。

たくさんの方に見て頂けたらと思います

どうぞよろしくお願いします

 

 

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