本日の「大つけ麺博」訪問、子供たち2人に無事1杯ずつ提供したら、ようやく自分の番。
ここからは自分の力で、自分の胃袋で二杯行きます。
まずは、新潟から出店の「酒麺亭 潤」に並びました。
新潟四大ラーメンの中でも東京で知名度が高いのは、生姜醤油ラーメンと、この「酒麺亭 潤」のような背脂醤油ラーメンではないでしょうか。
今回の出品作は「燕三条背脂中華」。
スープは煮干しの効いた醤油味。
「NAKAGAWAわず」ほど煮干しが濃く煮出されていませんが、十分な煮干し風味がします。
麺は極太の幅広麺。
二郎系に似て見えますが、そこまでごわっとしておらず、適度な歯ごたえです。
面積が広いので、しっかりスープを絡めてくれます。
トッピングは玉ねぎみじん切りと岩海苔で、ともに煮干しに合うトッピングです。
そして、メンマとチャーシューという基本を押さえた構成。
小ぶりなバラチャーシューですね。
背脂があるので、チャーシューは赤身メインの方が個人的には好みなのですが。
ですが、ラーメンとしては王道の背脂煮干し醤油で、とても美味しかったです。
続いては、今日の列が一番すごかったこれにしようかと。
山梨から出店の「自家製中華そば 麺の虜 牛の虜」です。
本日最終日ですし、数少ない混ぜそば、しかもこれまた数少ない牛を使っているお店なので是非頂きたいなと。
しかし列がすごい・・・
これで20人くらい進んで折り返したところなのですが、10数人×3回折り返しているので、まだ50人くらいです。
これは1時間ぐらいかかるか・・・。
ちなみに、ここの隣が「NAKAGAWAわず」なのですが、その奥3店舗は入れ替え中。
一番奥に札幌市東区の味噌ラーメンの人気店、「吉山商店」が準備中です。
出店中に来れたら是非食べたいですね。
ちなみに、「自家製中華そば 麺の虜 牛の虜」は3年前は牛白湯のつけ麺でした。
今回はさらにその1年前の2018年の出品作の復活。
とポスターに書いてたら誰もがそう思うのですが、2018年は牛白湯ラーメンだったぞ。
ということはこのメニューは初めてなのかな・・・。
それにしても、ラーメン・つけめん・まぜそばと年ごとに違うのはスゴイですね。
何はともあれ、ようやくゲットしました。
あ、牛すじ肉が手前だったな・・・。上下逆ですみません。
上野牛すじ肉から時計回りに、刻み生にんにく、岩海苔、ネギ、赤玉ねぎ、フライドオニオン、そして中央に卵黄。
牛すじに刻みニンニク、ネギ3種はインパクトありますね。
まずは麺を頂きましょう。
麺を引きずり出すと醤油ダレに絡んだ太麺が現れます。
やや幅広の太麺で、しっかりした歯応えに濃いめの醤油ダレの味。
結構濃いめの醤油ダレを使っており、脂は恐らく牛脂でしょうか。
麺にもしっかり牛の香り・風味がまとってくるので、牛すじを煮込んだタレなどを使っているのかもしれませんね。
これをよーく混ぜて頂きます。
すると、卵黄のコクが加わり、一方でニンニクの刺激、赤玉ねぎのシャキシャキや岩海苔の磯の香りなど、複雑に絡み合って別物の味に変化。
しかも、一口ごとに絡んでくるトッピングが違ってくるので、一口ごとの味の変化も楽しめます。
ただ、トッピングや卵黄が絡んでもなお、醤油ダレの味が濃い・・・。
牛すじを頂きましょう。
牛すじマシマシは倍盛400円、爆盛800円ですが、その必要はないくらい普通に乗っていますよ。
この大きさのカットだと、ラーメンのチャーシューと同じ扱いで、麺に絡む、もしくは麺と同時に食べるトッピングではないので、このボリュームがトッピングとしてはちょうど良いバランスのように思えますけどね。
しかし、もの牛すじも味がかなりしっかり目、要するに少ししょっぱいですね・・・。
これをオーダーして白飯二杯ぐらい食べられそうです。
もしくは、これをアテにハイボールジョッキ2杯かなw。
おっと、そういえばスープも貰ったのでした。
これは牛白湯スープでしょうか。
スープをかけてよく混ぜ合わせると味は幾分マイルドに。
うん、このぐらいがちょうど良いかも。
がっつり食べたいならこの混ぜそばに白飯つけて、がっつり麺とご飯をかき込んだら、終盤はスープかけてさっぱり食べ、ラストは残ったご飯をスープに投入、なんてやっても良いかもしれません。
そのまま食べるにはちょっとしょっぱかったですが、ちょっとチューニング変えれば非常に美味しいと思いますし、ジャンク系ならではの味の楽しみ方はいろいろありそうです。
10月は7食目で2022年通算122食(96すすり15つけ11まぜ)になりました。