今日は2日ぶりに大森に出勤。
ここのところ、12月から大森の人気ラーメン店「中華そば 結。」のメニュー開拓を5度に渡って進めてきましたが、今日は趣向を変えて乗換駅の浜松町のラーメン店開拓に切り替えました。
行ってみたかったそのお店は駅から少し南に歩いたところにある「MENクライ」。
昨年2月のオープンらしいのですが、半年ほど前まで品川勤務で浜松町乗り換えではなかったことや、たまに浜松町で乗り換えても時間の都合で行けなかったりと未開拓でした。
実はここ、品川勤務時代にたまにお世話になっていた「中華そば 和渦TOKYO」のセカンドブランドのお店だそうで。
「和渦」に行ったのも1年以上前ですね・・・。
今日は初訪問ですので、セオリーを守って自販機左上の「醤油ラーメン」を頂きます。
席はカウンターのみ10席。
着丼までお店のこだわりを読んで待ちます。
なるほど、スープはブランド鶏とブランド豚に魚介系ですか。
店先にはあの「志那そばや」の創設者故佐野実さんの顔写真と共に、麺に「もち姫」使用の旨の貼り紙もありましたね。
おっと、そうこうしているうちに着丼です。
薄濁りで良い色合いの醤油スープのラーメンが出てきました。
適度な油膜で、芳醇出汁に醤油ダレのバランスが良いスープ。
おぉ、旨味が染み渡り、カドが取れた醤油のまろみと塩味が良い感じ。
魚介系が効いているので和風に寄せた優しい味わいです。
麺は・・・。
っと、予想外の平打ち太麺です。
しかも、食感はこれまた予想外のかなりのもっちり系。
一歩間違うと「柔らかい」なのですが、決してふにゃふにゃではなく、力を込めて噛むと絶妙な弾力で受け止め、簡単に切れないコシも持ち合わせています。
これまで頂いたことのないもちもち加減ですが、お餅のそれとも違い、うどんのそれとも違う、これも「もち姫」のなせる業なのか・・・。
しかも、スープの絡みも良くて、香り・味わい・麺の食感が織りなす美味さのスパイラルがずっと続いてほしいと思うような官能的な食感です。
小さ目カットのメンマは少し硬めの歯応えを残して、もちもち麺との食感の対比が良い感じ。
岩中豚のチャーシューは、「低温調理、吊るし焼き等の調理法で最適なものを提供」とありますが、これは赤身を残した低温調理ですね。
脂の乗りも良くて、とろけるような食感です。
スープも麺も具もなかなかのこだわり、かつ味わったことがない麺の食感もあいまってあっという間に麺を完食。
ですが、実は気になっていたサイドメニューもオーダーしてしまったんですね。
それがこの「チャーシュー入り玉子かけごはんトリュフ風味(200円)」。
普通の「玉子かけごはん」が50円なのも驚きですが、チャーシューが乗ってトリュフオイルをかけてくれて200円ならこっち頼んじゃいますねw。
まずは卵とタレを良く混ぜてご飯と・・・。
おぉ、卵の旨味にトリュフが香って美味い。
そしてチャーシューも一緒に。
ラーメンに乗っていた低温調理の薄切りチャーシューですね。
脂の乗った豚肉が加わってちょっと贅沢な美味しさに。
これが200円なら来るたび毎回食べたくなっちゃうなw。
デフォルトメニューはラーメンとつけめんでそれぞれに塩と醤油、そしてまぜそば。
塩も頂いてみたいですが、この「もち姫」の麺で頂くつけめんも油そばも気になりますね・・・。
少なくともあと塩ラーメン、つけめん(醤油)、まぜそばで3回は通わないと・・・。
2023年は5食目で5すすりになりました。