もむでんブログ

日本、イングランドに完敗 RUGBY WORLD CUP2023フランス大会:POOL D 日本代表12-34イングランド代表

日本時間で今日の4時に行われたラグビーワールドカップのPOOL D日本の第2戦、日本代表対イングランド代表の試合は、残念ながら12-34で敗れ、2連勝はなりませんでした。

前半を9-13の4点差とロースコアゲームで終え、後半54分に松田がPGを決めて12-13に詰め寄った後、次のスコアがどちらに転ぶかで試合の流れが決まるのではと思っていたのですが、直後のイングランドの攻撃で日本の危険なプレーがあり、イングランドのトライが認められ、ジョージ・フォードのコンバージョンも決まって20-12とされると、65分、80分にもトライを追加され、コンバージョンもそれぞれ決められて万事休す。

イングランドにしてみればロスタイムのトライで4トライ目を挙げてボーナスポイントを得て盤石の試合運びでした・・・。

 

試合は初戦のチリ戦から先発を4人入れ替え、HO堀江、出場停止明けのFLラブスカフニ、チリ戦で出場を見合わせた姫野、CTBに長田が先発。

リザーブもチリ戦のスタメン登録から外れた4人のうち3人が名を連ね、登録23名中21人が同じメンバーでした。

 

試合は開始早々、イングランドが低いグラウンダーのキックで日本陣内深くにボールを蹴り込むと、ボールを処理しようとしたFBセミシ・マシレワのノックオンでイングランドボールのスクラム。

直後のプレーで日本が反則を犯すと、イングランドはショットを選択。これをジョージフォードがしっかり決めてイングランドが0-3と先制。

6分にマシレワがキック後に相手にコンタクトされた影響か右足を負傷するアクシデントでレメキ・ロマノラヴァに交代。早くも交代のカードを1枚使うことに。

しかし、日本はその後落ち着いたゲーム運びで徐々にペースを握り、14分・22分と2本のペナルティを得て、松田がゴールを決めて6-3と逆転に成功。

しかし、23分にはイングランドのキックオフ後の日本ボールのラインアウトからボールを奪われてイングランドにトライを奪われ、コンバージョンも決められて6-10とリードを許します。

29分には日本のホールディングの反則からイングランドがショットを選択するもジョージ・フォードがこの大会初めての失敗。

直後にはレメキのキック後にイングランドが危険なチャージをしたとして日本がペナルティ獲得。

これを31分に松田が決めて9-10と1点差に。

しかし、この後はイングランドが攻め込み、日本は高い湿度でボールが滑る為かノックオンを連発してイングランドにペースを握られ、40分に日本は自陣でオフサイドの反則。

このショットをジョージ・フォードに決められて9-13で前半を終了。

ただ、4点差で1Tで逆転できる点差で追えたことは恐らく想定の範囲内だったと思うのですが・・・。

 

後半は日本がペースを握ったかに見えたのですが、深く押し込む場面は少なく、それでも54分にはイングランドのノットロールアウェイの反則を引き出してペナルティを得ると、松田がPGを成功させて12-13。

ここまで1点差でくらいついてきたことは恐らくゲームプラン通りで、この後リードできれば時間的にイングランドの焦りも出るのではと思っていましたが・・・。

 

しかし、直後のプレーでイングランドの攻撃のシーンでTMOに。

ジャック・コーネルセンのプレーが危険なプレーと判定され、イングランドのトライが認定。

コンバージョンも決められて12-20と8点差に。

日本も反撃し、58分には連続攻撃から攻め込むも痛恨のノックオン。

マイボールのラインアウトもノットストレートを取られるなどリズムをつかめず、63分には自陣でイングランドのノックオンでマイボールのスクラムとなりましたが、出したボールをキャリーできず、イングランドにゴールラインまで押し込まれて日本のキャリーバックの反則。

そのイングランドボールのスクラムから、ジョージ・フォードが利き足ではない左足で左サイドに大きくキックパスを出すと、走り込んだFBフレディ・スチュワートにピタリと合い、レメキのタックルも及ばずにトライ。

コンバージョンも決められて12-27と2TG以上の差に広げられてしまいました。

 

この後は日本の反撃をいなしつつ、残り数分にはあと1トライでのボーナスポイントを得られるイングランドの攻撃が続きます。

80分には連続攻撃から押し込まれてトライを献上、直後のコンバージョン成功で12-34でノーサイド。

 

先にも書いた通り、54分の1点差まではほぼゲームプラン通りだったと思うのですが・・・。

試合を通してみると、スクラムはほぼ互角に見えましたが、モールは完全にイングランドに押し込まれるケースが多く、後半最初のトライを許して以降は選手交代でリフレッシュを図るも劣勢は覆せず、終盤の連続トライにつなげられてしまいました。

 

これでイングランドはプール戦2連勝で、力関係からも次戦のチリ戦は戦力を温存しながら勝利を得て、最終戦のサモア戦で勝利できるようプランを組めるようになりました。

反して日本はサモア、アルゼンチンと気の抜けない相手に連勝することがほぼ必須となります。

どうあがいても今日の結果は覆るものではありませんので、試合間隔が開く第三戦のサモア戦、第4戦のアルゼンチン戦に向けてしっかり回復を図り準備を進めて欲しいと思います。

 

次戦は日本時間9/29 4:00のサモア戦です。

今日は目覚まし無しで起きれてしまいましたが、油断せずにしっかり寝て起きようと思います。

 

ちなみに、アルゼンチン対サモアは日本時間9/23 0:45(22日の深夜)に行われます。

翌日お休みなので、頑張って見てみようかなと思っています。

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