今日の夕食です。
スパイスカレーを作りました。
2種のルーを作るのに要した時間はなんと20分ちょっと。
手前のほうれん草カレーは鶏ひき肉をニンニクみじん切りで香りを出したバターで炒め、茹で置きしてあったほうれん草のお浸しを、先日取った鶏豚のブイヨンとハンドミキサーにかけ、牛乳と先ほど炒めた鶏ひき肉と一緒に鍋にかけて、基本のカレーソースを加えて温めるだけ。
奥はキノコと豚ひき肉のカレーで、同様に豚ひき肉をニンニクみじん切りで香りを出したバターで炒め、さらにマイタケを手でちぎって加えて炒め、鶏豚のブイヨンと牛乳、冷凍してあったキノコのペースト「デュクセル」、基本のカレーソースを加えて温めるだけ。
下ごしらえがすべて終わっているので、包丁いらずで炒めて温めるだけと言う手順です。
下ごしらえだけで2時間かけているからできる業ですが・・・。
ほうれん草カレーはいつも通りの味に仕上がっています。
とろみはほうれん草で自然についています。
きのこのカレーはマッシュルームだったりしめじだったりしますが、今日は舞茸。
「デュクセル」でキノコの旨味をふんだんにとりこんで個人的にはこっちの方が好きなのですが、いつもほうれん草のカレーの方が減りが早いです(苦笑)。
基本のカレーソースは玉ねぎとトマトを炒めていますが、特にトマトはグルタミン酸が野菜の中でも豊富。熱を通すことで旨味が活性化することでも知られています。
ほうれん草にもグルタミン酸が含まれており、グルタミン酸は鶏豚のイノシン酸と合わせると旨味が増すことで知られています。
キノコにはグアニル酸が含まれており、トマトのグルタミン酸、肉やブイヨンのイノシン酸と合わせることで更に相乗効果が高まると言われています。
そういう意味では、きのこのカレーの方が旨味は強いはずなんですけどね。
蘊蓄はさておいて、スパイスを使った料理にはスパイシーなワイン。
いつも通り、「ウエストエンド ザ・ブラックシラーズ」と合わせました。
今日は時短でできましたし、余り油を使わずに洗い物も簡単なのでワインをのんびり楽しめました。