錦糸町にグループ3店舗を構えるラーメン店「麺魚」。
「麺魚」では「真鯛らーめん」、セカンドブランド「満鶏軒」では「鴨中華そば」という看板メニューがあるのですが、不定期更新される限定メニューも楽しみに通っています。
限定メニューは日々Twitterでも紹介されているので、たまに見るようにしていますが・・・。
何と今週に入ってから錦糸町の3店舗同時に「冷やし」メニューをリリース!
今週東京の気温はすこし涼しめですが攻めてきましたねぇw。
しかも、毎年定番の冷やし「真鯛らーめん」だけでなく、「冷やし胡麻味噌真鯛らーめん」も同時リリースです。
なるほど・・・。
塩味の「冷やし真鯛らーめん」だけではなく、味噌も同時リリースできましたか。
では(多分)お初の「冷やし胡麻味噌真鯛らーめん(1,200円)」を頂きますか。
「冷やし真鯛~」が980円で「冷やし胡麻味噌真鯛~」が1,200円ですか・・・。
原材料高騰が原因とは言え、ラーメンがデフォルト1,000円の時代も近いですね。
お店は12時ちょうど位の到着で満席+待ち3名の状態でしたが、ほとんど待たずに着席でき、通常のらーめんより麺を冷やす分少し時間をかけて着丼。
うわー、このお店の定番の出汁のかき氷が涼しさを演出。
外はまだ十分に涼しいですがw。
スープを掬おうとしてもレンゲが沈んでいかない!
ここの「冷やし」は鯛のコラーゲンで緩めのゲル状になるのですが、更に胡麻と味噌でパワーアップされていますw。
スープは胡麻と味噌が同時に来て、奥に少し真鯛。唐辛子でピリ辛にしてあります。
そして、このお店の麺は自分も好きな全粒粉の細麺なのですが、冷やした時の歯応えが強烈で、温かいラーメンの軽い弾力の後に歯切れの良さが来る食感とは別物に変化。
しかも濃厚胡麻味噌が絡んで見た目からして濃厚そうですが、味噌ダレとのバランスが良く、冷たさも相まってちょうど良い味付けです。
低温調理スモークチャーシューは熱がこれ以上はいらないのは良いですが、冷たい分スモーキーな香りはやや引っ込み気味。
ですが、冷たくても肉質は柔らかく、脂もほとんどない部位なので美味しいです。
小松菜は冷たさでしゃきしゃき感が際立っていて、胡麻味噌和えみたいで美味いです。
このラーメンに一番合う具かもしれません。
スープが熱くないのでフライドオニオンもクリスピーさが損なわれず食感のアクセントに。
冷たくて魚の風味をまとった濃厚ドロ系、かつピリ辛というなかなかインパクトのある一品でした。
ちょっと好みは分かれそうですけどね。
4月は15食目で、2023年通算54食(42すすり9つけ3まぜ)になりました。