にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

名古屋 アトピー性皮膚炎 栄養医学療法  血液クレンジング ステロイド離脱療法

2015年04月03日 | アトピー・アレルギー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎 栄養医学療法  血液クレンジング ステロイド離脱療法

10代の患者さんでどこの皮膚科に通ってもよくならないと、当クリニックを紹介をされてお母様ともに来院される方が増えてきています。このような方のお薬手帳を拝見すると、症状が治まらないために内服および外用薬が、継時的に強いものに変更されており最終的にはステロイドの内服までもが処方され、それでもなお症状が治まっていないというような状態です。

10代でアトピー性皮膚炎が増悪している患者様に共通しているのは、痒みや皮膚の炎症性の赤みのために眠れない、すべてのことに前向きな意欲を失っていることです。人生で、最も大切な時期にこのような状態であると、将来への展望にも陰りが見え始めてきます。10代の患者様にとって、これは早急に改善しなけばならないことに間違いあ りません。

当クリニックでは、まず、アトピー性皮膚炎がなぜ起こっているのか、その根本的な部分から検索を始めていきます。そ の原因は、遺伝的な要因もありますが、そのほとんどが口から入る食物や飲み物や生活環境が体に大きな影響を与えていることが多いためです。この部分を改善 しない限り、いくら内服と外用を処方しても、症状がなくなることはありません。

このような患者様の方々には、まず普段食べている食事内容をお聞きすることから始めます。そうすると、ほとんどの方 が偏食などで栄養素が偏っていたり、不足していることが判明します。このような状態が長く続くと、身体はアレルギーを起こしやすい状態になっていきます。 一人暮らしは無論のこと、お母様が偏食傾向にあると、家族で作る料理が偏ってしまい、お子様は小さい時から栄養不足に陥り、アレルギーが治まらないという こともあります。

アトピー症状がひどい方は、そのような環境の中で炎症反応を増強する原因物質を摂取しています。アレルゲンは個人個 人により異なるために、まずはアレルギー検査や不足する栄養素の解析を行い、まずパーソナルな目に見える指標を作っていきます。そして、そのデータを見な がら、食事の中で原因と思われる物質を減らす指導をします。

次に、足りない栄養素を積極的に摂取してもらうようにしていきます。基本は、食事や飲み物の改善を行いますが、必要 に食事からは摂取しにくいものなどは有機野菜などから抽出したメディカルサプリで補充をしていきます。そして、肌に必要な栄養が行き届き健康で強い肌にな れば、強い薬は減量でき、繰り返しアトピー性皮膚炎が増悪するということはなくなっていきます。

アトピー性皮膚炎が良くなった10代の患者様に共通して起こることは、すべての事に対して意欲を取り戻し積極的にな ることや学校の成績も急上昇するなど回復が早いことです。中には、積極的になり学校のクラブの部長になったり、卒業式で在校生徒の総代になったり、受験で 今までよりワンランク上を狙ったりと、様々な良い傾向が表れています。

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