--季節性アレルギー性鼻炎(=花粉症)の治療について
花粉症は、お肌にも症状を及ぼすこともあります。お肌の荒れが気になる時にも、早めにご相談ください。
原因となる花粉としては、スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカバなどがあります。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりだけではなく、目のかゆみ、なみだ、充血などを伴い、ノドのや皮膚のかゆみなどの症状が現れることがあります。
ーー花粉症と風邪症状と、勘違いすることがあります。
風邪はウィルス感染症の一つで、発熱とのどの痛みを伴い、水鼻は数日で黄色い鼻汁に変わります。
一方、花粉症は熱が出ることはほとんどありません。 また、くしゃみがいきなり5~6回も続く時は、花粉症が考えられます。さらに、眼・鼻の症状に加え、のどのかゆみがあれば、 花粉症でしょう。
ーー季節性アレルギー性鼻炎の初期療法について
花粉症は、症状が悪化すると薬が効きにくくなります。症状の軽いうちに薬を使い始めることで、花粉の飛散量が多くなった時でもコントロールしやすく、症状を軽くすることができます。
花粉の飛び始める前から症状を抑える薬(抗アレルギー薬)の服用を始めることをお勧めします!
治療薬には、第2世代抗ヒスタミン薬や、鼻噴霧用ステロイド薬(点鼻薬)を使います。花粉の飛散中は治療の継続を行います。
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