脂肪腫の治療について
脂肪腫は、皮膚の皮下脂肪や筋肉の中に
できる良性の脂肪細胞のできものです。
この腫瘍は、線維の袋に包まれていて、
長い時間をかけて少しずつ大きくなるのが一般的です。
体のどの部分にもできき、
数個が同時にできることもあります。
脂肪腫は、一度できると自然に消える事はありません。
脂肪腫が出来る原因は
いまのところはっきりと解っていません。
肥満との関連性を考える患者様もみえますが、
実際には関係ありません。
確定診断は、スキャン、MRIなどの画像診断で
することが出来ます。
できものが大きくなるとまず心配する事が癌ではないか、
または癌になるのではないかだと思いますが、
幸い癌になることはありません。
良性のできものであるため、
よく様子をみても大丈夫と言われることが多いのですが、
あまり大きくならないうちに摘出しておいた方が
キズアトも小さくて済むでしょう。
脂肪腫は、特殊なケースを除いて
部分麻酔で取り除くことできます。
治療のポイント
○シワに合わせた切開線をデザインします。
○特に顔にある場合には、より慎重なデザインを行います
○局所麻酔により、できものを取り除き丁寧に縫合を行います。
○抜糸は5日後、その後傷跡を目立たなくさせるためにテーピングを行います。
○治療時間約30~60分程度です。
○摘出したできものは、病理組織検査に出して精査を行います。
○キズアトのフォローアップを6ヶ月間行う。トラニラストや漢方薬の内服も。
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