にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

ストーブの前で寝て、足の低温やけどで受診する若い女性が多い(にしやまクリニックグループ)

2012年12月12日 | ケガの再縫合術と潤い療法

最近、うっかりとストーブの前で寝てしまい、足の低温やけどで受診する若い女性が多い

○深い傷となることが多いので注意してください!

○低温ヤケドの特徴

低温やけどは、それほど高くない温度の熱源に長時間、皮膚がさらされる事によって起こります。 生活野中で身近なものは、電気カーペット、電気ごたつ、ストーブ、使い捨てカイロ、湯たんぽなどがあります。 最近では、知らないうちに寝てしましい、長時間、体の同じ場所を温めてしまうことが原因となっていいます。。

低温やけどの特徴は、表皮や真皮の下の皮下脂肪組織に及ぶ深やけどになりやすいことです。 通常、皮膚は血流量が多いので、それによって表皮の温度は低下しますが、脂肪層の血流量は少ないためその部分の温度が上がってしまうことが原因の一つとなります。

低温やけどは、表面に症状が出にくい為、悪化してからその重症さに気づく人も多いです。 やけどを起こしてから、1~2週間の間に皮膚の色は白みを帯び、さらに灰白色や黄色っぽい色へと変化します。 時には壊死を起こして黒くなる事もあります。

低温やけどの治療では、通常最初の2~3週間は「潤い療法」を行います。潤い療法は、 適度に潤いのある状態を保ち創部の乾燥を防ぐとともに浸出液に含まれる創傷治癒因子を逃がさない役割もあります。

2~3週間すると、しだいに患部と周囲の健康な皮膚との境目がはっきりしてきます。 この段階でやけどの大きさなどから治療法が再度検討されます。

傷みのひどい部分が小さい場合は、治癒するまで保存的治療を継続します。
傷みのひどい部分が大きい場合は、皮膚や皮下脂肪の壊死組織を切除し、縫合します。 また、体の別の部位の皮膚や皮下脂肪組織を薄くはがして移植するなどの手術が必要になることもあり

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