ーーよく見られる耳たぶのしこりの治療について
耳たぶのしこりは、皮膚の皮脂腺が塞がったため、分泌された汗や皮脂が皮膚の袋にたまったできものです。塞がってしまったピアスホールが原因となる場合もあります。
最初は小さいのですが、袋の中に分泌物が貯まってくると、お椀をかぶせたような形に徐々に盛り上がってきます。人によっては、腐臭を感じることもあります。
これ自体に痛みはないのですが、ばい菌が入り込みますと腫脹し赤みを帯びて押すと痛みを伴うことがあるので、早めに取り除いてしまうほうが良いでしょう。
もしバイ菌が入って腫れている場合には、まず局所麻酔で小さな切れ目をいれて貯まっている膿を出し、炎症が収まるのを待ちます。
赤みがおさまったら、キズアトが目立たない耳たぶの裏側から皮膚を切開して、袋ごと取り除く手術を行います。
耳たぶの裏側なので、キズアトは目立ちません。手術時間は、局所麻酔で20分ぐらいです。
耳のできものは、男性に多く見られる傾向にあります。気になるようでしたら、早めに受診をお勧めします。
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