顔の表情を作る筋肉は表情筋と呼ばれ、全て顔面神経の支配を受けています。
身体の骨格筋は、静止している骨の筋付着部が起始部となり、停止部は動く骨へと付着しています。
顔面の表情筋は、一般的に筋膜あるいは頭蓋骨や顔面骨が起始部となり、停止部は皮膚です。つまり、顔面筋の場合動く骨に相当するのは皮膚ということになります。
(トートラ:人体解剖生理学 原書6版より)
○眉を上げて額に皺を作る筋肉:前頭筋(ゼントウキン)~帽状腱膜(ボウジョウケンマク)
○眉間にシワを作る筋肉:皺眉筋(シュウビキン)
○鼻根に横シワを作る筋肉:鼻根筋(ビコンキン)
○まぶたを閉じる筋肉:眼輪筋(ガンリンキン)
○まぶたを開ける筋肉:上眼瞼挙筋(ジョウガンケンキョキン)+ミュラー筋
○唇を閉じて突き出す筋肉:口輪筋(コウリンキン)
○笑うときに上唇を挙上する筋肉:大頬骨筋(ダイキョウコツキン)
○口角を下げる筋肉:口角下制筋(コウカクカセイキン)
○口角を横に引く筋肉:頬筋(キョウキン)
○下唇の外側を後下方に引く筋肉:広頚筋(コウケイキン)
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