momoraのおうち

食いしん坊主婦の日記⭐︎自分弁当とごはん

悲しみの一週間。

2009-12-05 00:09:42 | ○つぶやき

 

 

今日、

…もう昨日になるか。

こぶた☆の同級生R君のお父さんの葬儀に出席してきました。

R君ママ、Nちゃんは幼稚園からのお友達で、

お茶飲み仲間、4人組みの一人。

 

訃報を聞いたのは月曜日。

あまりにも急で私も、他の友達も皆信じられませんでした。

パパ。前日には元気にしてたし。

Nちゃんと個人的に仲良くなってから、もう何年も経つけれど、パパとはいつもは挨拶程度。

日曜のフェスでは初めてパパと2人で会話らしい会話ができて嬉しかったんだぁ。。。

だから、よけいに悲しい。

強面だけど、笑顔がとってもかわいい(失礼だけど)、子煩悩で素敵なパパでした。

 

幼稚園時代のママ友は皆仲良しで、小学校へ入ってからも仲良し。

Nちゃんはお姉ちゃん的存在で、皆に慕われて…

だから、皆、本当に心配しました。

その中でも、なぜだか定期的に集まってランチしたりお茶したりする4人組。

年齢も、性格も、服装も、子供の性別も数も、

家庭環境もパパの職業も全く違う。

お友達グループの雰囲気も全く違うから、

普段は学校では皆バラバラだったりするんだけど…

だからかなぁ。

家族のことや他では言えないグチ、何でも話せる気の置けない仲間。

 

 

おうちで亡くなられたので一応、検視をしなくてはならないのと、暦の問題で、

お通夜、葬儀までずいぶんかかったみたい。

迷惑かなぁ…と随分なやんだけれど…いてもたってもいられず、

お通夜の前日の水曜日におうちに伺って詳しい話を聞くことができました。

 

日曜のフェスティバルのあと、パパさんは野球へ出かけ、

帰ってから家で横になっていたそうです。

夕方、起こそうとおもったら動かなかった…

心筋梗塞。

享年50歳。49歳かぁ。。。早すぎる。

ご遺体のお顔、とっても安らかで…

笑ってるようにも見えました。

「子供たちと話してたら笑うんやで」

そういいながら、パパとの話をいっぱいしました。

たまたま来客もなく、2時間くらいパパさんのお話をしました。

パパさんが亡くなったのももちろん悲しいけれど、

葬儀の日程が長引いていたようなので、やっぱりNちゃんの体が心配でした。

けれど、なくなって3日目。

「さすがにびっくりしたけど、泣くだけないてもう涙もかれたよ!」と笑って、

最期の時間を家族でゆっくり過ごせて、パパとちょっとでも長く家に居られて良かったと話していました。

 

 

こぶた☆と同い歳の男の子は4人目の末っ子ですから、Nちゃん(ママ)は子育ての大先輩。

色々と子育てのアドバイスをもらったりして、私達にはとっても心強い存在。

おうちに訪ねた時も、お通夜の席でも冗談まで言って皆を笑わせようとしたりして、

気丈にも明るくふるまっていた彼女。

Nちゃんらしいね。

 

でも葬儀が終わって霊柩車にお棺が納められる時には、

さすがのNちゃんも、もう一人では歩けない状態でした。

社会人の上のお兄ちゃん、高校生のお姉ちゃんは挨拶をしたり動き回ってママを助けていました。

だけど、3番目のお兄ちゃんは中学一年。

R君はこぶた☆とおなじ3年生。まだ8歳。

火葬場へ向かう車に乗ったNちゃんはR君と抱き合って…

そしてR君の小さな手はずっとNちゃんの頭をなでてた。

涙がとまりませんでした。

この悲しい現実をどう受け止めろというのだろう。

 

初めてみる、こんな彼女。

 

姉ご肌で、サバサバしてていつも元気な彼女。

美人で、奔放で、きつめの口調。きりっとした彼女。でもそれは、照れ隠しで。

ハートの温かい人。

こぶた☆の件では、同じ学校の中であまりおおっぴらに話せない中、

相談できた数少ない友達。

親身になって話をきいてもらって…すごく励ましてもらったし、助けてもらった。

その彼女が今、どうしようもない悲しみの中、打ちひしがれています。

 

夫婦漫才のような夫婦の会話はいつも私達を笑わせてくれた。

パパには表向きえらそうに言ってたけど。Nちゃんの顔は笑ってる。

負けずに言い返しながらもそんな彼女を優しく見つめるパパのまなざし。

ほんとに仲のいい夫婦。誰もがそう思っていたから…

神様は何がしたいのだろう。そう思ってしまう。

 

「もうちょっと優しくしたったらよかったわぁ…

最期のチュウが人工呼吸になってもうた(笑)…」

 

子供の前で、そう言いながらパパの顔をなでるNちゃんのネックレスには、

大きさの違う2つのリングが仲良く揺れてた。

 

不謹慎かもしれないけれど、

パパさん幸せだなぁ…って思ってしまった。

んでもって、

Nちゃんもパパさんに本当にホントに愛されてたんだなぁ。って。

本当にいい家族だなぁって、つくづく感じて。

 だからよけいにつらい。

悲しみに包まれた一週間でした。

葬儀が終わって、Nちゃんには、これからもっと深い悲しみと淋しさが押し寄せてくるんだろうな。。。

いつも頼ってばかり、助けてもらってばかりの私達…

何ができるだろう。

 

何もできないんだけど、

Nちゃんが愛したパパさんを私達も忘れません。

 

 

 

 


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4 コメント

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悲しいね (ほのか)
2009-12-07 22:22:26
何も出来なくていいとおもうよ。
ちゃんとももらちゃんの気持ちは伝わってるから。

身近にはいないけど、そろそろお父さんが亡くなった、お母さんが・・・と聞くようになってきました。
本当にさみしい。

Nちゃんは支えてくれるお子さん達がいてくれるからきっと大丈夫。
ももらちゃんも辛いと思うけど、たくさん支えてあげてください。
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Unknown (ブータン)
2009-12-08 08:42:58
すてきなご夫婦だったんですね。
momoraさんが、ずっといいおともだちでいてあげることが
Nさんのすごい支えになると思います。
ほんとに突然のことで、悲しかったですね~
返信する
ほのちゃんへ (momora)
2009-12-08 09:30:39
こういう時ってかける言葉もなく…ほんと何もできないんだぁ…。
葬儀以来まだ彼女とは会ってないけれど、そのうちまたおうちにお参りに行かせてもらうつもりです^^
そうだね~。子供は宝と言うけれど、本当にそう感じました!
返信する
ブータンさんへ (momora)
2009-12-08 09:34:22
ほんとにいいご夫婦でした。
突然のことで…なんか、無常、無情、両方感じちゃいました。
はい。落ち着いたころにまたお参りに伺うつもりです!
時間はかかるだろうけど、Nちゃんに笑顔が戻る事を願っています^^
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