ずっと自分を強い人間だと思っていました

2024年の8月不安神経症に。
今は日常生活仕事はできています。

散文ですがよろしくお願いいたします。

不安神経症 ③

2024年10月30日 | メンタルのこと

不安神経症になったきっかけは、次男。
今年から1人暮らしの大学生1年生。

 

6月くらいから大学に行かなくなった。

「何もやる気がしない」

「朝起きられない」

「生きている価値もないかも」

「お金払ってこんなことしている意味がわからない。大学辞めたい」

 

片鱗はあった。

中学・高校の時も学校というシステムがよくわからないなどと言って、休んだことが何度かあった。ただ、普通に翌日は行っていた。
懇談でも課題が提出されていないと言われることはしょっちゅうあった。

ただ、勉強はできた。その高校志望者の中で内申点はおそらく最低レベル、でも県内でも有数の進学校に合格。高校でみんなが必死に勉強する中でも、本人はマイペースで、自習室に行くと行って自転車で出て行くも、たまたま前を通ったら自転車(目立つスポーツタイプですぐわかる)がなかったり(本人から後で実はサイクリングに出ていたんだよねーと聞かされたが知らなかったふりをした)

私は、その時は、まあどこか受かればいいかな・・・と思っていた。

1校除いてすべて合格した。

私はその時点で夢を描いてしまった。

卒業生には大手企業の社長、重役の名前が並ぶ。

すごいすごいと褒めた。

 

長男は行きたい大学がほぼ決まっていてずっとそこに向かっていたので、次男の意外性に驚き、喜んだ。

もう後期は受験しないというので、ウキウキとでかけ、大学を見て、アパートを決めた。必要なものを揃え、大学生活を楽しんでね、と帰宅した。記念写真も撮った。

 

「大学って、もっと楽で好きなことだけやればいいのかと思ってた」

 

高校までは何とか先生の温情もあり進級してこれたが、大学は容赦ない。

やることをやらないと次へ進めない。

それを突き付けられて、大学を放り出してしまった。

 



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