漱石の帰朝について 2010-12-01 02:49:53 | 五高の歴史 漱石漱石が明治三十六年一月倫敦の外国留学から帰朝しているが、そのあたりを五高に挨拶に帰ってきたのではないかと疑問を呈する発表を行っている研究者もあるが同一月分の職員出欠調では夏目金之助留学中一月二十一日に帰校、次の二月では本月中転地療養、三月では三月三十一日免官と書いてある。帳簿の前後の様子からでも職員がただ空白にしておくわけにはいかなかったと思われ後で記入したように思えるが・・・。五高迄では帰っていないことは推測出来るようである。