やっとわが街にも開花の順番が来たので
膝を軽く痛めてしまった友人Sさんと無理をしない程度にご近所桜を見て歩き
ました。
小さな川のほとりに咲くご近所桜、
花のない季節は振り向かれることもなく静かに佇んでいます。
三月下旬、枝が赤みを帯び開花が間近になると、少しずつ足を止める人が増え
そして開花。一日中ひっきりなしに人が集まりお祭り状態に。
時には歩道にアウトドアチェアを並べ鑑賞している方もいます。
ふとSさんが
「願わくは 花の下にて 春死なん その如月の望月のころ」とぽつり。
私『それ誰の歌?』
「西行。」
『知らなかった~!』
「(;一_一)・・・・・」
『世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし』
では、と、唯一覚えている桜の歌を読んだら、
「それは誰だっけ?」
『う~ん、思い出せない、忘れた~』
桜の下で、ぼけぼけの雅なひと時を過ごしました。
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