ずいぶん暖かくなりました。
しばらく寒かったせいで、この土日の桜が見頃です。
朝の犬たちの散歩も桜を眺めながら歩いていますが、
もうひとつ楽しみにしている花があります。
散歩コースのアスファルトの歩道に咲くスミレです。
少し離れた所や反対側の歩道にも、数株が咲いています。
街路樹の根元には、ナズナやカタバミなどが咲いていますが、
アスファルトに根付くスミレに目が行きます。
美しい濃いむらさき色、大株にならずに、
うつむくように咲いている、
そんな奥ゆかしく感じるところが好きなんです。
よくわかりませんが、種類は『スミレ』かしら?
去年この株の種を取って、小さなプランターに蒔きました。
きょう、花が咲きました。ヤッター!!!
でも、よく見ると花の色が薄く、
へら状の葉っぱもちょっと寸足らずです。
他にもつぼみがあるので、様子をみることにします。
隣には、別の場所で取った種の白花のスミレのプランターがあります。
こちらはおととし採取した種、去年も白い花が咲きました。
今年ももうすぐ咲きそうです。
季節が廻り、花たちと出会うのはとてもうれしい、
温かな気持ちになります。
一昨年よりも、去年よりも、
一年、一年、その気持ちが深まっていきます。
若いときは感じることがなかった気持ちです。
歳をとることも悪くない。
この小さなスミレが教えてくれました。