去年のクリスマスイブにレストランで食事をしようと思っていました。
予約しようと思っていたときにYouTubeの、
『孤独のグルメ』で見たごはん屋さんへどうしても行きたくなりお店を変更、
御徒町にある『羊香味坊』へ行きました。
厨房からも中国語が飛び交っていて、お店の人はみなさん中国の方のようです。
クリスマスイブに中国東北地方の料理なんてオシャレじゃないけれど、
もうすっかり花より団子世代ですからね。
でも、この団子は最高においしかったのです。
最初に来たラム5本セットを食べた途端、
ハートと胃袋を一気に鷲づかみされました。
ラムショルダー、ショルダーとエリンギ、ラムレバー、ラムランプ、ラムネック、
5本がそれぞれに違うスパイスで調理されています。
ラム肉と中華料理が好きならば心を奪われるのは必至。
一緒に行ったKちゃんがまた『羊香味坊』に行きたいと言うので、
きのう再訪しました。
開店と同時に店内は人でいっぱい。
お昼どきなのでほとんどの人がランチメニューを食べていました。
わたしたちはラム串5本セット、押し豆腐の冷菜、青菜炒め、
ラムヒレの揚げ物、食べる羊ラー油混ぜそばを頼みました。
全部食べ終わり大満足して会計しようとレジへ向いました。
レジの女性は電話中でずっと話しています。
わたしの後にも人が並びました。
まだかな・・・と思っていると、
レジの女性がわたしに無造作に受話器を押し出しました。
女性は無言でしたがすぐに状況が分かりました。
日本語が得意ではないレジの女性が予約の電話を受けていたのです。
「もしもし、今の方が日本語が得意でないので代わりました」
「1月10日の11時か11時半かどちらで予約したか忘れてしまって・・・」
「ここは11時半からですけど」
「もしかしたら1時だったかもしれない」
「お名前は?」
「〇〇です」
レジの女性に「1月10日に〇〇さんの予約ありますか?」と言うと、
予約のノートを見る女性、わたしも一緒に探しましたがないようでした。
「ランチなら、だいじょうぶ」と女性。
「〇〇さん、予約は入っていないようですが、今からでも席取れそうです」
「そうですか。どうしようかな」
「何時にしますか?11時半はいかがですか?」
「ああ、そうしてください」
「では、1月10日の11時半で予約入れておきます」
お店の予約ノートには日付と時間と予約した人の名前が、
ちゃんと日本語のひらがなで書いてありました。
わたしが予約の電話したときも片言の日本語ですが、
きちんと内容は伝わり、女性も確認の返事もありました。
今回てこずったのは、〇〇さんの電話の仕方があいまいで、
的確でなかったので女性が混乱してしまったのだと思います。
わたしが電話で話したときも〇〇さんはとても頼りなげでした。
それにしてもなんだかとっても楽しかった💗
片言の日本語、不愛想な接客、でも、そんな彼女がとってもかわいく思えました。
わたしが外国で働くなんて考えられないし、
食べ物屋の予約なんて受けられないもの・・・。
ほんのちょっとだけど、海外交流した気になりました。
また、ぜひ食べたいラム三昧。
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